世界遺産劇場@中城を流しながら『あしながおじさん』を拾い読みする。

読書
11 /20 2017
ダディ・ロング・レッグズを観た後に寄った八重洲ブックセンターで買ったのは、このあしながおじさん。

新潮社。ピンクの表紙にウェブスターが描いた挿絵があるから買った・・・というわけではありません。
もう1冊あった訳者違いの本と両方を手に取って。ぱらぱらとページを繰って「あ、おんなじだ」と思った新訳「訳しおろし」の文章に惹かれたからです。舞台の上のジルーシャ=ジュディが語る、歌う言葉とおんなじ匂いが感じられる言葉たちがページの中にいたからです。うん、最初は舞台の翻訳と歌の訳詩と同じ人かと思ったくらい。

そんでちょっと調べたら。


亡くなっていらしたんですね、岩本正恵さん。そして、これが最後の翻訳だったと。続編のジュディの友達が主人公のお話と両方を訳し終わって・・・校正はできないまま亡くなったと。遺作、というよりは絶筆、だったのではないかと思う…見まがう作品です。
舞台の方の翻訳は演出家の奥様でもある今井麻緒子さん。初演の日時と翻訳の日時とを考えるとどっちがどっちということもないのですが、とにかく本の中の言葉から音楽があふれるというか、あのステージが蘇るっていうか…つい読みふけってしまいそうになります。

英語が読めない、英語で書かれたものを英語そのもので味わえないのはさみしいものがありますが、すてきな翻訳家さんたちのおかげで遠い遠い世界のお話も読むことができます。18歳から大学を卒業してちょっとまで。ジュディが幸福になる方法を見つける素敵な恋と成長の物語。

舞台は1万円しますが、本は千円しません。
どうぞ、お手にお取りください。
あしながおじさん、ダディ・ロング・レッグズ。
全ての女の子に、すべてのこれから女の子になるひとたちへ。そしてかつて女の子であった方たちすべてに。読み直しましょう、あなたの本棚の中にあるあしながおじさんを。図書室や図書館や・・・あちこちにいるあしながおじさんを探すために、読みましょう!

さすがに、外れましたね^_^;

読書
11 /08 2017
これです。


当選通知はハガキだったらしいです。メールじゃなくてハガキってところが、うふふですね。
やっぱりちゃんと準備してハガキで申し込むべきだったかな? そしたら、当たってた??

まあ、あとの祭りっていうか、後悔先に立たずっていうか…どっちにしろ当たるときは当たるし、当たらないときは当たらない。どっかで上がるであろういろいろなことをテキストで読んで妄想しましょう。文字だからこそ伝わる何かを求めて。

これでまあ、12日に仕事から大急ぎで電車に乗らなくてもよくなったわけですが、それでも名古屋まで出かけられるわけでもなく。ふだん通りの「仕事のある日曜日」を過ごすこととなりました。急いで来てくれてもいいよという友人もいるのですが、ちょっと無理そうです。そんなことも含めて、ゆっくりできるといいのですが……。


10日から発売。テキストのやつがいいな。


わかんないだろうし、自己満足できそうだし。
買ってしまおうかな。

「本を読む」ってなんか特別なこと、なの?

読書
11 /06 2017
この間無印良品に行ったら結構な量で本が売られていて。
「旅」とか「暮らし」とかまあ、そういうところでのこだわりの本たちが書架に並べられていた。内田百閒とかもあって、阿房列車の冒頭だけ読んで「わ、この間のサダさんのブログはこれだったのか。変な反応書いちゃった!」ってちょっと赤面。
この本たちは、無印良品なりの豊かな暮らしの提案?


その後。12月23日の素子さんの40周年パーティーの日に、どうせだから泊まってしまおうかと思って宿を探していたら。
BookTeaBedという…カプセルホテル…ドミトリー、かな?
コンセプトはこんなだそうです。
「『本』と『茶』と『眠る』だけの世界的でも数少ないユニークな世界感を堪能してみるのはいかがでしょうか。
旅する人たちにとって思い出の場所になるでしょう。
是非、本に囲まれて眠る体験をお楽しみください。」
本に囲まれて眠る体験? ん? 


素子さんのイベントやサダさんのライブなんかが行われたブックカフェっていうもの。
コーヒーやお茶、お酒を楽しみながらゆっくりと本を読む。いや、逆か? 
本を読みながら、お茶したりお酒をのんだり。
ふむ、本を読むことと似合うのはお茶やお酒。そこで読むのはどんな本かな?
床屋さんにも街の診療所にも本(雑誌だけでなく)があったのは、昭和の話?



お布団の周りにはその時読む本だけを持ち込むようにしている。本棚でも床置きでも崩れると危ないし、置きっぱなしの本につまずくと自分の体、本ともに修復不可能な傷が生じる可能性があるから。(「痛いの痛いの、飛んでけ~!」の呪文で修復できる超能力(「階段落ち人生」奇想天外 21世紀版 アンソロジーより) は持ち合わせていないんで^_^;
お風呂場には文庫本のみ。ソファの周りはカオス。PC周りには買ってきたばかりの本。かばんの中には文庫基本でその時の気持ちに一番近いもの。
あたりまえ、なのだけれどそれって、特別なこと、なのかしらね、今は。

新聞読むのも、特別、になってしまった感じかな。うちも新聞は取ってない。


ちょっとたわごと・・・・・・で、ございました。

11月のエンタメ予定が…ないっ!!

読書
10 /18 2017
だから、これ。行きたいなあって。いや、予定があっても行きたいんだけど。

作家LIVE11月「谷川俊太郎さんと俵万智さん 朗読とトークの夕べ


俵万智も谷川俊太郎さんもどっちも好き。
サラダ記念日は初版で持ってる。
20億光年の孤独は文庫だけれど、中学の時にテストで読んだ「日日」からずっと、いいなあって思う詩の半分くらいは谷川さんだったような気がする。

この前のまさよしがらみのもすごく興味深かったけれど、これはもう純粋に言葉のものごと。行きたいなあ。午後3時、下手すると4時過ぎまでお仕事なんで間に合うかどうか微妙なところなんだけれど、申し込んじゃおうかなあ。
ハガキでの申し込みっていうのがなんだか嬉しいから、余った年賀はがき使って申し込んじゃおうかな。



明日には読めますか?!

読書
08 /24 2017


全員プレゼントの応募者数をぐっと増やしたという「別冊あとがき」。
新井素子ファンとしては聞き逃せない、見逃せない「別冊あとがき」。
もう、楽しみでしかないっ!!
何が書いてあるのかな? 旦那様はどんなこと書いてくれてるのかな?
くふふふふふ(*^。^*)


出版芸術社の皆さま
大量の「別冊あとがき」の封入&発送作業、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
サイン入り星へ行く船ともども家宝にします!!
そのためには、いくらなんでも部屋の中片付けなくちゃなんだけど・・・

やっぱり時代は「かき氷」なのか?

読書
08 /16 2017
まだ読んでいない作品があっても、新刊が出ると読みたくなっちゃうっていうか。地元の書店にはぶたぶたさんはそんなにいないっていうか…。

ぶたぶたさんの新刊。

今作では山崎ぶたぶたさん、湘南っぽい海水浴場で海の家をやってます。
懐かしい感じの海の家でラーメンとかカレーとか焼きそばとかチャーハンとか作っているんですが、目玉は「かき氷」なんですよ。自家製シロップとかかけちゃって、ふわふわ氷で。

作者の矢崎さんがかき氷に目覚めたらしく、それゆえのかき氷攻めらしいです。秋には街の中でかき氷を中心にしたカフェを出すんですって。ぶたぶたさん。だからその予行練習のような海の家・・・次回作は街中のカフェが舞台でしょうか。

読んでいた時期のお天気がこう↓だったので、あまりそそられないというかわいそうなことになってしまいました(^_^;) チャーハンや焼きそばは今までの作品でそれなりに美味しいものが提供されていましたから、今回はあっさりだったのがちょっとさみしかったかなあ。グルメ作品ではないのだから、と思ってはみても、やっぱりぶたぶたさんの作るお料理食べた~い!





お盆に実家で読んだのはこの3冊。というか2.5冊。
読みかけでもって行った上記「海の家のぶたぶた」以外に、これも読みかけの「すえずえ (新潮文庫)」。
そして再読の「おしまいの日 (中公文庫)」を半分まで。あ、これは文庫じゃなくてハードカバーの方を持って帰りました。大きな版の方があの怖さが伝わってくると思ったから。暑い中、芯から涼しくなるには持って来いだと思ったのだけれど、こう寒くちゃ。
もっと寒くなってどうするのかっていうね。

さ、明日はお仕事。頑張りましょ!

二分割幽霊奇譚 講談社文庫 初版¥400

読書
08 /12 2017
この表紙のやつなんだけれど、もう絶版なんでしょうか。新品の値段がありません。

いろいろ素子さんの本を読み返しているけれど、これ、めっちゃラブストーリーだったのね。モグラとミミズと、左右に分かれた半身の幽霊・・・っていう印象はあったのだけれど。もうめっちゃ! ラブストーリーです。手嶋さんと出会ってちゃんと恋愛している21歳の素子さんの感情が渦巻いているっていうか、ね。

「じゃ、行くか」
「おう」
 こう言ったから、すぐ穴に入るかと思ったら。山科、苦笑いうかべて、ふり返る。
「何だよ」
「女の子が、“おう”もないもんだ」
「へっ。るせっ」
 軽く、山科けとばす。あいつが、穴の中にはいっちまったの見届けてから、ほんとに小声で――絶対、あいつに聞こえないような小声で。
「はい」



山科っていうのが、まあ主人公の恋愛対象になっていく人。「おう」って答えているのが主人公の、中2まで男だった、そして今は女の礼子さん。いろいろな事情はあるのだけれど、とにかく今は女の子で、女の子としていわくつきの「第13あかねマンション」に住んでいるっていう設定。その礼子さんの、礼子さんと山科さん(二人とも国立の芸術系の大学で絵を描いている)の不器用だけれどとても誠実な恋愛物語。ラブストーリー。ちゃんとSFだけれど、ね。

そう言えば、ネプチューンだってラブストーリーだし。グリーンレクイエムも「ラブ」が物語の始まりだもんね。
明日から3泊4日の実家暮らし。お仕事DAYが丸1日入るけれど「盆に世間は動かない」から、4冊ぐらい行けるかな? 若い若い素子さんの本も1~2冊持って帰ろ(^。^)

松本大洋ってくどうなおこさんの息子なの??!!

読書
08 /01 2017
えっと、この絵本のお話です。
「いる」じゃん くどうなおこ作 松本大洋絵

帯に言葉を寄せている人は谷川俊太郎に糸井重里。
裏帯には「うれしいなあ。松本大洋との合作って」――くどうなおこ  と。
中身もすごい。すごくいい。
のはらうたしか知らないでいるとびっくりするけど、とっても、いい。
しみじみとシマウマを食べているライオンさんくらい、いい。
長澤くんに曲をつけてもらいたいというか、この絵本を読んで曲を作ってほしいと思ってしまったくらい、いい。

もう、図書館に入っているところもあると思います。
手元に置いて眺めたり読み返したりするのにも十分に耐えます。
飾っておくのも(好き嫌いはあるでしょうが)いいと思います。
ぜひ、ご一読、ご鑑賞をお願いいたします。