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いつか猫になる日まで 新井素子 新装版¥514

読書
04 /30 2005
1980年に刊行された新井素子2冊目の本が、今回新装版として「コバルト文庫」から刊行されました。「いつか猫になる日までitu-nekos.jpg」コバルトよコバルト。
今はなき奇想天外社のSF新人賞佳作となった「あたしの中の・・・」から1年。立教大学の学生となった新井素子が上梓した書きおろし。だったと記憶している。
それが、イラストも新しくなってあとがきも新しく書いて再出版。本当に寡作の人で、2,3年に一度新作が読めればいいという状況でこの新装版は嬉しい。ストーリーも作風も、文体も若い若い素子さんだけれど、あの頃の自分をなんとなく思い出させる。「世の中」とか「神様」とか「運命」とかにに対してなんともいえない苛立ちを感じていた自分を。

小説家を夢見ていた自分も、その夢を打ち砕いた素子さんも40代になって「あの頃の未来」にたっている。自分のことを肯定する気持ちは強いけれど、あの頃の自分をいとおしく思う気持ちも十分にある。

そんなことをね、思い起こさせる文章でした。今の10代はこれを読んでどんな気持ちになるんでしょう。遠い昔に10代を送った私はそんな風に考えながら、ざっと読み返していたのでした。

でもさあ、新装版とはいえ前の「あとがき」も一緒に収録して欲しかったなあ。「あとがき」は素子さんの最高のご馳走なのに。

2000アクセス

日記
04 /30 2005
今月のアクセスが2000を越えました。
一日平均も2月3月に比べるとそれなりに右肩上がりで。テレビドラマや誰もが知ってる有名人のことを書いたせいかとも思いますが、ブックマークをしてくださる方も増えて嬉しい限りです。ありがとうございます。

これからもちまちま更新していきます。お暇がありましたら覗きに来てやってください。

さ、今日もお仕事ガンバロ!

タイガー&ドラゴン、雨と夢のあとに 第3話

テレビ
04 /30 2005
巨人VS広島戦が延びたので、杏子と柳ジョージさんのライブシーン見逃した。
野球中継延長→タイガー&ドラゴン30分押しで開始→11:15始まりの雨と夢のあとにの初めの部分とT&Dの肝心のさげの部分が重なる→T&Dを選ぶ→楽しみにしていた雨夢のライブシーンを見逃す という図式。

最初にあるかなあとは思ったの。先週からのつながり映像だから。でも、小虎@長瀬の落語聞きたかったんだもの。落語、来てますよ。うん。今回の元ネタは「茶の湯」。聞いたことのあるあらすじだったけれどさげは知らなくて。そう来るわけかぁと、劇中の小虎のようにゆっくり納得しました。

そして、捨てられるドラゴンナイトのリストバンドチケットに「流行」ってやつへのクドカンなりの「あほらしさ」の表現を感じたりしてね。うん。来てる、とか、やばいってものに対して一番なんだかなあって思ってるのはクドカンなんだろうね。胡散臭いと言うかさ。だから池袋であり木更津なんだろうね。(木更津は来てなさ過ぎで、別の意味でやばいけど)

ああ、今日もいい男のかっこいいシーンがたくさん見られて幸せでした。岡田君かっこいいよ、ほんと。長瀬もすっかりクドカン御用達だけれど、ジャニーズの枠に入りきらない俳優になっていって欲しいものです。でも、宮藤さんいい男好きだよね。・・・あれ?
その後に見たのが雨ちゃんが着物着た幽霊に追いかけられるシーン。「またこれかよ」って思ったけれど、がまんがまんで、見続けました。

そしたら今回は結構よかった。無駄な話が少なくて本筋を追ってくれていて。どうやら雨ちゃんには出生の秘密があるらしく、それには杏子が絡んでいるらしい。まさか、杏子が雨ちゃんの母親ではないだろうけれど(そこまで重要な役をやらせるほど、プロデューサーも怖いもの知らずじゃないだろ)かな~~~~り深く関わっている匂いがしてきて怖いくらいだわ。

病院の中の幽霊たちはまあ、ご愛嬌だとしてもSHIROH以来の高橋由美子さんのお顔は嬉しく拝見させていただきました。雨父@沢村一樹さんの在り方に大きく関わる悲しい幽霊であったのが(今までの「何のために出て来たのあんた!」って幽霊じゃなくて)ますます嬉しい。長く幽霊やっているといろんなことをみんな忘れてしまう、だから忘れる前にやりたいことはみんなやっておきなさい。そう語る高橋幽霊に、雨父は自分が幽霊だと言うことをブラザートムに告げ、次の展開を押し開くのですよ。

(―死ななくてもきっとそうだ。長く生きていると大切なことを忘れていってしまう。忘れる前にやらなくちゃいけないこと、やっておきたいこと、しっかりやっておかなくちゃ。)

あ、今思い出した。「15年前」やたら出てこないか?雨父が東京に出て来て早川ライブマスター@ブラザートムと出会ったのが15年前。マリア@杏子の歌がヒットしたのが15年前。雨@黒川智花が中学3年、つまり誕生日が来ると15歳、15年前に生まれた。
フウン。ほんとに、杏子に母親役させる気かなあ?杏子今年で45だけど・・・あの演技で母親は、きっついぞ。

杏子に関しては、演技はこれ以上どうしようもないので「悲しきは」以外の曲も使ってくれると嬉しいなあ。「イジメテミタイ」とはいわないから、「Equals ZERO」くらい使って欲しい。ジャズっぽいのっていうと限られてしまうけど、同じ曲ばかりじゃつまんないよぉ。
よろしくテレビ朝日。

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スガシカオ サウンドコレクション

スガシカオ
04 /29 2005
ニッポン放送系 5/5(木)午後6時から午後9時まで生放送
だそうです。シカオちゃんの公式HPに出てました。
J-WAVEのオーマイレイディオをやめて(くびになって?)大好きだといっていたラジオの時間がなくなっていたシカオちゃんですが、このたび3時間生!のラジオのお仕事が入って来ました。GW後半の3連休最終日。ゆっくり聴くというよりも、ながら聴取の時間帯になりそうです。

ラジオがあるから週に一度まっとうな生活になるって言っていたし、ハワイでの結婚式の後、9.11のせいで帰ってこられなくなったとき以外は基本的に「生」でやってたし、中学高校からラジオッ子だっていってたし、いずれラジオ番組再開するとは思っていたけれどAMとは。このまま、ニッポン放送でレギュラーを持つのかな?オールナイトニッポンとか?体力持つのか?38だよ、シカオちゃん。(余計なお世話か…)

PS2「GENJI」主題歌!「月を盗む」

Augusta
04 /29 2005
元ちとせの新曲!上田現作詞・作曲。メジャーデビュー「ワダツミの木」を作った上田現による楽曲。詳細はこちらこちら

PS2のゲームの主題歌ってのは山崎まさよしと同じなんだけど、シングルCDとしてのリリースの予定はないそうな。でも、とにかく、歌ったんだ。もちろん録音の予定があろうがなかろうが、ライブの予定があろうがなろうが歌ってはいたんだろうと思う。「唄」はきっと、ちとせの呼吸のようなものだから。

それでも、新しいコトノハが届くことは本当に嬉しい… あれ?CDとしてのリリースがないってことは、GENJI買わないとダメ? うち、PS2ないぞ。 あれ?

あじさい ステレオ2より

山崎まさよし
04 /27 2005
MotherMusicRecord7thCollarのマンスリー企画。PlayBack10全部僕だった。山崎まさよしのアルバムそれぞれから一番人気を選ぶってやつ。今回はSTEREO2投票もせずに「ほほー」なんて聞いていたんですが、第一位は「あじさい」。ふむ。まあ、納得ですね。

本人いわく「曲がいいんですね」「星に願いをっていう曲が12弦ギターが非常にきれいで」「自分でいうな!」だそうです。(今日、録音だね)私もこのアルバムとても好きです。まさよしくん自身も言っていたように、楽曲がバラエティに富んでいて非常に聴き応えがあるアルバムになっています。7曲しかないのに、なんだか得をした気分。そしてこの後のアルバムに続くさまざまな可能性が感じられる。いまだにライブで演奏している曲が多いのもそのせいかな?

私がこのアルバムで1曲選ぶなら・・・「ピアノ」かな?でも、「GoodMorning」から、「あじさい」に続く流れはもう最高だし。「ピンボール」の弾けた感じも捨てがたい。OKST'99のアンコールで「振り向かない」を聴いた時の感動も忘れられない。山崎の声が嫌いと断言してはばからないうちの母親が唯一反応した「長男」も切れないし。「星に願いを」の美しさはちょっと他の人では出せないなって思うし。

んんんんんんんん。ダメだ。選べない。
でもとりあえず、9月24日のYMACでは「星に願いを」を希望。星空の下で聞くあの曲のすばらしさ、また味わいたいから。

dominos.jpg次回はドミノ。?
これもねえ。思い入れ深すぎて、選べないんだよねえ。
初山崎。それが、DOMINOなんで。
「はぁっ!」にやられて早5年。今度も投票しないで眺めるだけになってしまうかな。

「全力少年」 スキマスイッチ ?円

Augusta
04 /26 2005
?円という表題からわかるとおり買っていません。値段は調べればわかるんですが。

買っていない楽曲について書くのはなぜかと言うと。
今朝のめざましで明日発表のオリコンの順位が速報されたからなんです。初登場3位。・・・やるじゃないか。スキマスイッチ。
自己最高位、なんだそうで。奏が4位?5位?
まあ、何はともあれめでたいですね。
6月にはすぐ新曲が出るそうで、Augusta一の稼ぎ頭となっていますねえ。

オリコンが何ぼのもんじゃ、って意見があるのもわかります。売れりゃあいいってもんじゃないだろ、って。でもやっぱり商業音楽やっている以上売れるってことは大きな要素、評価基準となるものななわけで。
……だからさ、なんで山崎まさよしの「メヌエット」よりも上にいるのかって話なわけです。いいんだけどさ。いいんだけど。
全力少年
zenryoku-shonen.jpg


kanades.jpg


あ、スキマスイッチは好きよ。アルバムもシングル(冬の口笛以外)も持ってる。ワンマンライブも行った。うん。今度のツアーも首都圏での分には行こうと思ってます。はい。

エンジン 第2回 フジテレビ

テレビ
04 /26 2005
いかに第1回をいいかげんに見ていたか。ってことですが、上野樹里出てたんだね。
「この子、妙にかわいい。誰? 見たことあるなあ。」なんて思ってフジテレビのHP調べて、やっとわかったと言うていたらく。「子どもたち」って一くくりで見てしまっていて一人一人には目が行ってなかった。小雪とじゃなくてこっちと恋愛に・・・なるわけないね。

上野樹里もそうだけど、他の登場人物も名前のテロップが出る順とは関係なくほとんどが「脇役」扱いで、ほんとキムタクの物語なんだよねえ。それでいいんだろうけれど、堺さん見たい、松下さん見たい人にはちょっと不満が残る。二人のキャラも今一よくわからんし。お父さんとか小雪はよくわかる人なんだけれどねえ。他の人はこれからかしら?そんなに複雑なキャラではなさそうなんだけれど。

よくわかるのはキャラだけでなく、ストーリーも。
月9っていつ頃から言われ始めたか記憶にないけれど、この枠のドラマが栄枯盛衰ありながらも生き残っているのはこの判りやすさ、に特徴があると思う。「こうなって欲しい」っていう大多数の欲望を満足させられるストーリーをきちんと提供できるドラマだというのが、一番の長所となっていると思うし。〈だから前回の「不機嫌なジーン」のような、よくわからないドラマは数字稼げない〉

そのわかりやすさに、キムタクと言うのはとてもよい「記号」になっているんだと思う。どこまで行ってもキムタクはキムタクだから。木村拓哉が演じるキムタクってキャラがひとり立ちして、そのまま現実世界に入り込んだかのように、ほんとにいつでもキムタク。そこに当て込んでストーリーを作るのだから明快なまでによくわかる、予定調和のカタルシスを感じることのできるドラマになって当然。(褒めてるのよ~。本気で褒めてるのよ~)

連続ドラマに人生の重さや、暗さを感じたくはないから。予測範囲内で起こるちょっとドラマチックな人生を眺めたいから。これからも、数字稼ぐであろうエンジンを、たくさんの人々ともにとれんでぃに眺めていたいと思う。

これって、やっぱりブランド力だよね。

「ツバメ」 ステレオ収録

山崎まさよし
04 /25 2005
下の日記にあるように今日は一日家事をしていたのだけれど、その出だしの場面でツバメを見た。
ここは6階で、鳥はあんまりやってこないのだけれど、洗濯物を干すために物干し竿を拭いていた自分の目の前をツバメが一羽、横切っていった。

そんな時やっぱり、口ずさんでしまう
♪かすみの向こうに 新宿が見える 
ツバメはうまく ビルをぬっていく 
今年はゆっくりと春が訪れる
 
「ツバメ」(ステレオstereos.jpgに収録されています。)

初「ツバメ」が、生「ツバメ」だったという幸福な出会いを私はしている。ピアノで歌われる生の「ツバメ」は、CDのギターでのそれよりずっと優しい。ふるさとのお母さんへの思い、幸せとはいえなかった少年時代の家庭生活。そんな山崎まさよしのいろいろを、そしてそれらを乗り越えて歌に昇華することができた山崎まさよし本人をいとおしいと、思う。



そっちには僕の声届いてますか すれ違う季節に思いを寄せている
たぶんね ずっと変わらない この先も どこにいても


まさやんに対する気持ちがずっと変わらない、と言い切る自信はない。でも、今のこの気持ちを、こんな風に好きなものを追いかけられる自分を、真っすぐに肯定したい。山崎もSHIROHも、たくさんの本も、好きなものがあるから、あわただしい生活の中で擦り切れないで生きていけるんだと。

山崎まさよしに出会って、パソコン買ってネット始めて(チケットオークションをしたかったのだ。だって、当時からまさよしくんのチケットは一般発売では手に入らなかった。)多くの友人と出会って。
知らない人と出会う度に、生活が変わっていくのを実感した。仕事onlyだった生活に、潤いとか刺激とかさまざまなものが加わって、人生の収支決算、かなり黒字に持っていってもらっている。
父の葬儀のときに「僕らは静かに消えていく」がゆっくりと頭の中を回って、桜には間に合わなかったねって心静かに思えるなんて、やっぱり幸せなんだろうと、思う。

少し広くなった部屋に残ってる いくつかのエピソード
ずっとここに置いとけないから胸にしまった


まさよしくんとの再会まで、あと13日!

♪今日は休みだ 仕事もない

日記
04 /24 2005
本当は↑「明日は」なんだけれど、今日実に久々の仕事なし、遊びの予定なし、しかも体調良好の丸々一日のお休みだったので浮かれてこんなタイトルにしてみました。(あ、仕事なしの一日休みはさすがに月に1,2回はあるんだけれどそんな時は前日に ♪明日は休みだ 仕事もない♪ で、ライブ後の山崎まさよしと同じ状態*に陥り、翌日の夕方までまったく使えない人間になってしまうことが多いのでした…)

そんで、そんな一日にしたことは。
娯楽教養費とは関係ない生活必需品ばかり。洗濯して、蒲団干して、寝室となっている和室に山積になっていた冬服を捨てるものと洗ってしまうものに分けて、捨てるものはゴミ袋に入れて(3袋になった)久々に顔を出した畳表に雑巾がけまでした。
FAXの近くと食卓の上にあれこれおかれた雑誌やら郵便物やらを仕分けして、通販で買った品物の入れ物としてついてくるダンボールを開いて、火曜日の資源ごみに出せるようにまとめて、紐で縛った。

そして今室内は…空き巣が入ってきたら「あ、先客があったのか」って、あきらめて帰るような状態になってしまっている。木曜日までは普通に仕事で毎日8時ごろの帰宅だろうし、最初の3連休は全部仕事だし…どうすんだ>自分 ブログなんか書いてる場合じゃないんじゃないか? とも思うけれど、一人暮らしの気楽ささ。2度目の3連休は1日休みがあるんでそこで何とか、片付けば、いいな。ちょこっと模様替えなんかもできたら…無理か。

もっとちゃっちゃとやったらこんな状態で夜を迎えることはなかったはずなんだけど。ダメだよね。片付けてる最中に別のことをはじめてしまうんだもの。「対談上手」taidan-jozus.jpgなんか読んだり、BoogieHhouseの会報読んだり。お茶の時間、とか言ってネット覗いたりしてちゃ、そりゃ終わらんわ。
仕舞いには「ああ、今日は長良川ね」なんて、もの思いにふけったりするんだから始末におえない。

本やCDやDVD。増える一方のそれらも何とか、上手に片付けたいのだけれど、無理かな。誰か片付けに来てちょうだい。って、誰に言ってんだ?


*ライブ後の山崎まさよしと同じ状態=記憶なくすまで飲んでしまって、翌日の昼頃まで寝ていて…。そんなダメ人間になってしまうんです。(ーー;)

連敗 VS清水エスパルス

JEF
04 /23 2005
なんなんだ、今日の試合は。走れない、押し上げられない、バックパスばかり。JEFが最下位争い(降格争いとも言う)してた頃にあんなプレーを見た記憶がある。

ディフェンスが落ち着かないから2列目、3列目からの飛び出しを躊躇する。相手に取られたらどうしようと思うから、確実にパスをしようとして持ちすぎて相手に囲まれて高い位置でボールを取られる。次の次の次くらいまでのプレーを考えるのでなく「今」だけを考えるから、中盤でのボールがゴールに向かわない。

ああ、もう。これは確実に鹿島戦の後遺症。ストヤノフの一発レッドによる今期出場停止から来るあれやこれやがJEFのプレーを狂わせてしまった。加えて斎藤のあの時間帯での負傷退場。得点も多いが、失点も多い今年のJEFには、阿部のリベロは荷が重過ぎる。羽生もいないし…
ってことは。審判!鹿島戦のレッド出した審判!責任取ってくれよぉ。君のおかげで2連敗だよ。あなたはどちらが勝とうが、チーム状態がどうなろうが関係ないだろうけれど、チームはファンは、一試合一試合、一点一点に人生かかってたりするんだよ。

審判さんにも点数つけていこうよ。収支決算。人間だからミスはある。でも、90分通してどのくらいの点数つけられるのか、プラスかマイナスか、査定する人つけて、給料に反映させていこうよ。そのくらいしないといつまで経ってもあほな審判はあほな審判のままで、選手やサポが泣かされるだけのような気がする。

前回の鹿島戦で珍しくオシム監督が審判について言及したのは、こんなとこまで影響が出ると予測して、って訳ではない、よね?

タイガータイガーじれっタイガー!!!

テレビ
04 /23 2005
じれったいのはお前だ!>雨と夢のあとで
何がいいたいのか、どれが本筋なのかわからん!
雨ちゃん、着替えた制服はどうしたの? あんなへたくそな万引きの仕方ではバレバレだと思うんですけど? そして百合子ちゃん、何がしたいのかまったくわからないんですけどぉ。

へたくそな金八先生見せられているようで、もうなんだかなあ。お父さんが幽霊だってことがばれないように日々悪戦苦闘していく「コメディ」ではないよね? 最後の取ってつけたような柳ジョージさんのライブと、唐突なマリア@杏子と霧子@美穂純のバトルとが本筋、だよね? マリアは雨@黒川智花の人生に大きく関わっていく人なんだよね? 雨のことも知ってるみたいだったし。来週は柳ジョージ&マリアで「雨に泣いてる」を聴かせてくれて、下手な小芝居にこっちが恥ずかしくならなくて…いいんですよね?いいと言って!ライブシーンのためだけに50分我慢するのは辛いの。

原作を読んでないから何とも言えないけれど、原作が悪いの? 脚本が悪いの? 演出が悪いの? 役者が悪いの? 思い切って…テレビ○日が悪いの? どうしたらいいんだ。あそこまで杏子を特別扱いしてくれてるのに、見ながらTV画面に突っ込んでなければやりきれない…沢村さんもよーわからんし。

お願いします。よくわからない1話完結のエピソードはもういいから、本筋やってください。10話分にならない話を無理やり伸ばしているんだとしたら…もうちょっと、上手な話と演技にしてくださああああい。ほんと、お願いしますぅ。だったら見るなって? だって、ライブ聴きたいんだもの。本筋は興味あるんだものぉ。お願いします。

タイガー&ドラゴンは笑った。古典落語を語りだけでは聞かせきれないと判断して時代劇に仕立ててしまうところもうまいし。さげはちゃんと西田俊之に語らせてるし。ドラマの世界で起こったことを古典を元にした〈今回なら饅頭怖い)新作?にして長瀬に語らせるところなんぞも、いようまいね!ってなもんだ。

やくざやりながら噺家って言うような基本設定に納得いかない人はダメだろうけれど、古典の噺を知らなくても楽しめるし、古典落語も聞いてみたくなるし、長瀬も岡田君もいい男だし。エンジンよりこっちのが私は、好きだな。視聴率は惨敗だったみたいだけれど。

ハミングCM

山崎まさよし
04 /22 2005
花王のハミングのCMが変わっている。
今まで山崎まさよしの「僕らは静かに消えていく」がBGMに使われていたのに、今見たらaikoの曲に変わっていた。

テイストは変わっていないけれど、やっぱり、違うものでした。キリンラガーのCMがあるからいいけれど、ハミングのCMも好きだったのにな。
yamazaki_new0325s.jpg

4月23日は子ども読書の日

読書
04 /22 2005
子どもの読書活動推進どうしたとか言う法律に基づいて作られた日なんだそうです。

日本の高校生だかの読解力が世界14位に低下したと騒がれたのは、昨年の秋頃だったような記憶があります。原因はとにかく本を読まないこと、らしいです。二世代くらい前までは履歴書とかの趣味のらんに「読書」と書くのは一番当り障りのない普通な人の印象を与えるものだったのに、今は「趣味は読書です」なんていうと「本読むの?」って、驚かれる・・・のかなあ?

確かに他に楽しいこといっぱいあって、それに使うお金も時間も自由になる生活してるんだから読書なんて面倒な仕事は・・・そうそうしたくはないよなあ。でも、やっぱり映画にも、舞台にも、音楽にもない楽しみを本は与えてくれると思うのだけれど。そんな楽しさを知らせてあげるのが大人の責任、なのかも知れないなあ。

大昔・・・「奇跡クラブ」って本を小学校の読書の時間に読んで、凄く気に入って。その勢いで「学校の図書室にある本を全部読むんだ!」なんていう無謀なことを考えて実行に移した記憶がある。5年生の一時期だけど本棚2つ分くらい読んで「こりゃ無理だ」ってわかって(その前に分かれよ!)自宅にあった児童文学全集50冊読破に目標変更したけど、その時期にたくさんたくさん読んだことが今のやたら本を読むという生活につながってると思う。

一冊の「好きな本」に出会うと、それに似た内容や、同じ作家の本が読みたくなって。「好きな作家」ができると、その人の勧める本や、その人が解説を書いた本なんかも読みたくなって。「ナルニア国ものがたり」は新井素子の影響だし、「ゲド戦記」は「闇の左手」のル・グィンの作品だから読んだんだし。

時間と心に余裕のある時期に、いろいろな本をたくさん読ませるのは大人の義務、なんだ、きっと。本を読んで大きくなったんだから。

なんと!

山崎まさよし
04 /20 2005
元ちとせのことを書いた直後にラジオで山崎まさよしによる生歌「ひかるかいがら」!
この歌、歌詞変えてもいいから歌って欲しいってFCイベントのときもリクエストしたんだけれど… いいわあ。素敵。

はなわ!偉い!(昔のドラマつながりで、はなわがゲストだったんですが「生歌」をリクエストしてくれたんです)

ラジオ終わったら続き書きます。


ラジオ終わりました、って翌日だし。

神奈川県民ホールのOneMore~歌えなかった事件から、関西シリーズに入って。1本目の京都はやはり立ち直れていなかったようなのですが、それ以降の5本は、しっかりライブを楽しむまさよしくんに戻っていたようです。音程が不安定なのは、ここ数年いつものことなので(DOMINO…そのあとのOKSTくらいまではCDよりもしっかりした音程だった記憶があるのだけれど。年取ったせいかな?昔の歌は高音がもうきついのかもしれない)もうあまり気にしないことにしている。
それよりも、トータルとしてどれだけ楽しい、凄いライブが味わえるか。ギターも声もたたずまいも、MCも、お客さんも含めて。どれだけ充実した時間がすごせるか。それには見る側の心構えも関係してくるわけで。

昨日のラジオで流れた「セロリ」も「メヌエット」もやっぱり、ライブの方がいいから、きっちり楽しむことに没頭できる態勢整えて、5月7日を迎えましょう。仕事のことは羽田空港に一時預かりしてもらって、丸1日山崎まさよしモードに入れるように。さあ、今日もお仕事頑張るぞ!
menuetto.jpg
メヌエット

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元ちとせ そろそろ?

Augusta
04 /20 2005
先日、百均をぶらぶらしてたら、耳になじみのあるメロディーが流れてきて・・・ しばらく耳を澄ましていたら、何の曲かわかった。
千の~~~夜と 千の昼を越えて~~~
元ちとせの「千の夜と千の昼(ノマド・ソウル に収録)」だった。

NHKホールでやったライブ思い出してしまった。いや、それよりもインディーズデビューの時の渋谷HMVでの公録。まさよしくんもサポートで出たんだけど、目の前にいるまさやんに目は行きながらも全身ちとせの声に包まれる幸せに浸っていた。

Hajime Chitosehajime-chitose.jpg

山崎ファンからはあんまり歓迎されないちとせだけれど、私はまさやんとは関係ないところでちとせのBIRTHDAYに捕まえられてしまったので「お兄さん」発言もあんまり気にならない、方だと思う。

2001年富士急でのAugustaCampでまさやんのギターで「名前のない鳥」を歌ったときも、その美しさに感動したし、ワンコーラス終わったところで出た拍手と、それを嬉しそうに聞いているまさやんの表情にとても幸せな気分になったのを覚えている。

奄美でのコンサートの後、まさやんのツアー打ち上げ写真を最後に産休に入って・・・ということの顛末は皆さんご存知のとおりだけれど、先日所属事務所OfficeAugustaの社長日記に復帰をにおわせる文章が載っていたから、夏のYMACのゲストあたりから姿を見せてくれるんじゃないかな? なんて、思っているんだけど。どうですか、社長?

一番好きなちとせのシングル

itsuka-kazeni-naruhi.jpg
いつか風になる日 (CCCD)

春の新ドラマ2

テレビ
04 /18 2005
やっぱりうまいね。月9。
300ページの小説を30ページ分ずつ区切って載せても「連載小説」にはならない。同じように2時間ドラマや、2時間の舞台のお話を作るのと、連続ドラマを作るのは違う。そこいら辺が月9はうまいなあ。

あすなろ白書の頃からキムタクファンだなんて恥ずかしいことを告白した上で、今回のジローの役を上手にこなしてくれることを祈るばかりです。「うまい人」ではないので、松下由樹さんや堺雅人さん、そして原田芳雄さんを向こうに回して無理せずにできること、それだけをきちんとやってくれればいいなと思っております。

堺雅人さん。
何やら因縁のありそうな保育士で、大学院出の保育士の小雪との確執とかもありそうで。「いい人」でない堺さんのあの顔が、好き。いい人の堺さんも好きだけど、何かたくらんでる笑顔が怖くて好き。

松下由樹さん
「姉ちゃん」いい響きだね。×いち出戻りで、父親のはじめた施設を手伝って。元気で、優しくて、辛いことも笑顔で受け止められる大きな懐を持った女性の姿が素敵。弟との再会シーンでキムタクの頭をはたくところなんて、最高に自然だったもん。

子どもたち
さて、不幸のてんこもり状態の自分たちをどう表現するのか。まあ、うまくやろうとしなければ大丈夫だろうけれど。13番目の子ども(キムタク)と、どうやって渡り合うか。楽しみでございます。

最近bookmarkしてくださる方が多いようで嬉しい限りです。まさよしくんファンなのかSHIROHファンなのか他の理由なのかはわかりませんが、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

やっぱり ここに行き着いてしまう

山崎まさよし
04 /18 2005
いま、キリンラガーのCMを見た。最初から最後まできっちり見たのはこれがはじめて、かな?

山崎まさよしの歌うStandByMeに視覚と聴覚が一気にもっていかれてしまう。(おお、今続いてロマサガのCMまで!幸せ…)相変わらず英語の発音は不安定だけれど、それよりもあのギター。ボディ叩く音や、おや?って思う音色にギター少年や、ギターおじさんが気づいてくれればいいなって思う。

StandByMeを使ったCMは他にもあるし、今まで山崎まさよしを起用したCMも他にたくさんあったけれど、やっぱ酒のCMはいいよねえ。サントリーの「山崎」も教授ではなくて山崎君使えばいいのになあ、なんて思ってしまうあたしはやっぱり、痛いファンなんでしょう。
一番の希望は、着流しで日本酒のCM。但し相手役は女性ではないこと。(ああ、痛いファン丸出しだわ)

美しいままで

読書
04 /17 2005
毎回まさよしくん関係の話題になってしまうのもなんなんで。とりあえず山崎まさよし以外の「娯楽」もあるぞ、というところで。

美しいままでutukushii-mamades.jpg


ガンに侵された日本人女性がオランダで安楽死を迎えるまでの記録と、彼女を取り巻く人々の手記などで構成されている本です。2002年に買ったまま読まずにいたのですが、最近やっと読み始め真ん中近くまでたどり着きました。

安楽死を迎える「靖子」さんの周りにいるヨシヤ(漢字がはっきりしない)敬さんや、佐佐木信綱さんなどの名前が凄くて買ってしまったところもあります。しかし、そんなことではないところで今は読み続けています。

彼女の生き方と死に方と、何よりもそれをつづる文章が美しい。どんなすばらしい内容の文章でも、文章のリズムが私の脳内音読のリズムと噛みあわないと、私は読み続けるのが難しいのですが、この本は素直に受け入れられる文章リズムだったのです。無駄な修辞やかっこつけの言い訳のない、力強くも潔い文章は靖子さんの生き方、死に方そのものではないかと、思います。(最後まで読んでいないので勘違いかもしれませんが)

文は人なり。心して取り組みたいものです。書くことにも、生きることにも。




脳内音読=雰囲気はわかっていただけるのではないかと思いますが。私は文章を読むとき必ず脳内で音読してるんです。だから速読ってやつができないんですが、文章を味わうには音読が一番なんでいい読み方だと思ってます。
一番速く読めていた時期で、新井素子の「…絶句」上下巻約900ページを6時間くらい。音読してるタイプでは速い方、ですかね?

高田渡さんが亡くなった

音楽
04 /16 2005
56歳とか。ツアー中に体調を崩してツアー先の病院でお亡くなりになるなんて。壮絶な、でもある意味幸せな歌歌いとしての一生だったのかな?なんて勝手なことを考えた。

60年代フォークなんで、もちろんリアルタイムで全盛期を知っているわけではないけれど、岡林さんとかと同じように伝説と化したいくつかの歌と行動を人づてのように聞いている。あの時代の人々の歌があったから、そのあとの歌がある。

自分のスタイルを持ち続け、歌い続けた高田さんに、合掌。

ドラマ第1回

テレビ
04 /16 2005
本日のドラマは2本。タイガー&ドラゴン雨と夢のあとに

前に書いた春の新ドラの記事にはタイガー&ドラゴンはのっけてなかったけど、その後再放送されたスペシャル版見て面白そうだなっと思って。今日たまたまつけたらやってたせいもあって、後ろ半分見てしまいました。(これも製作側の思う壺。)
いかにもTBSだなあって思った私は「ドラマのTBS」なんていわれていた頃を知っている年代。ふぞろいのリンゴとか思い出してしまいました。エンディングの楽しそうな雰囲気も○! オープニングのクレージーケンバンドの歌が聴けなかったのは残念。来週は「饅頭怖い」いやあ、楽しみだね。重くならず、軽くなりすぎず、いい感じで最後まで行って欲しいね。

もう一つは、見終わるのに結構忍耐が要ったかな。事件らしい事件が起きなかったせいもあるけど、でも、きっとあのテイストで最後まで行くんだろうと思った。TV朝日だもん。(偏見?)
番組中に杏子の悲しきはがかかったのは新鮮だったけれど、あの警官が幽霊だったってのはばればれだったし、幽霊の表現の仕方もありきたりで・・・
でも来週は杏子登場だし、ライブのシーンもあるっぽい。次週予告で歌ってたのは、えと、ほら、柳ジョージさん、だっけ?違うかもしれない…渋いおじ様が歌ってました。音楽のためだけに見続けるのはちょい辛いかもしれないけど、ハニカミとザッピングで見ましょうか。

ハニカミといえば。今回あまりになじみのある映像がありすぎてドキドキしちゃったわ。

CM キリンラガー

山崎まさよし
04 /15 2005
StandByMeを歌うんだそうで。AugustaのHPに載ってました。
キリンラガーのHPで見る(聴く)ことができます。いい感じ。「山崎まさよしの声嫌い」って人にも違和感なく、聞いていただけるのではないかと…

私はいつもはモルツなんだけど…CM中はラガーに変えるかな。なんて、スポンサーの思う壺の病人が一人。

3-1完勝 VSジュビロ磐田

JEF
04 /14 2005
村井、茶野、チェにキムまでスタメンで揃っているジュビロと対戦。
ジュビロ戦は負ける気がしない(もしくは負けるわけには行かない)のはJEF側の人間としては当然のことだが、あまりの完勝ぶりに後半は酒が入ったせいもあってうつらうつらしながら試合を眺めてしまった。(結果わかっている録画中継のせいが大きいが)

危ないシーンもほとんどなく、ジュビロのふがいなさばかりが目立った試合になってしまった。味方がボールを奪った瞬間に、ボールをもっていない選手が一斉に走り出す小気味いいJEFサッカーの前になすすべもなく翻弄されるジュビロに、村井たちを奪われた上での「ざまみろ」と言う気持ちは起きなかった。
相手が強いからこそ勝って価値がある。ジュビロが年間王者になった年もJEFはしっかり勝ち越していたんだ。名波のセリエAへの移籍前の壮行試合にもあの臨海競技場でしっかり勝ったんだ。JEFのホームだというのにサックスブルーで埋まったスタジアムで。強いジュビロに勝つから面白いのに。下位チームには弱くて上位チームに強いのがJEFのわけわかんない強さなのに。

オシム監督の指導のもともっともっと強くなれ。JEF。タイトル今年は…取りたいね。
あがきながらあがきながら今までの記憶にすがらずに、別のチームとして強くなれ。ジュビロ。次に対戦するときは「強いジュビロ」になっていてくれ。

メヌエット 山崎まさよし 初回限定版¥1,100

山崎まさよし
04 /12 2005
久しぶりの新曲。予約するでもなく発売が迫るのをぼーっと眺めていたのだけれど結局は発売日前に買ってしまった。menuetto.jpg

でも、まだ聴いていない。バックから取り出すこともしていない。なんか…気が引ける。寝る前にでも聴きましょうか。それもせずに寝てしまうかも… 連日夜更かしだったしね。誰かさんのせいで…(人のせいにするな!と理性は言ってます)

京都からの報告では全体はいつもどおりな感じだったけどOneMoreは気が乗らないって言うか、やりたくなさそうな風情が漂っていたとか。
やりたくないなら、自信がないなら、OneMoreやらなくてもいいのにね。Passegeでも、僕らは静かに消えていく(この方が難しいか)でも、未完成でも全部君だったでも、何でも自分の歌いたい曲をやって欲しいよね。のびのび、元気に、本人が一番楽しそうに。
袖にいるスタッフもPA席の穂苅さんやAugustaの人たちもみんなが「ヤマはやっぱ凄いよな」って嬉しくなっちゃうライブをやって欲しいんだよ、まさよしくん。ライブやって、ライブ聴いて、お互い凹んでてどうする! 過ぎたことは忘れて、楽しもうぜ!

再び 山崎まさよしOKST'05inカナケン

山崎まさよし
04 /12 2005
夕方仕事が一段楽したときに、ふっと浮かんできてしまった。夕べのあの気持ち。寂しいような、悲しいような、それでいて妙にピンと張りつめた緊張感のある…まさよしくんがOneMore歌えなくて、歌わなくちゃ、歌うんだ!って、もがいているのを見ていたときの気持ち。

OneMore間違えて歌えなくて落ち込んで…立ち直れてないのは、私の方なのかもしれない。

TTT@赤坂ブリッツでプラソ歌えなくなったときもあがきながら(アコギからエレキに持ち替えたりギターのボディに耳当てて何とか音取ろうとしたり)最後まで歌いきった。やり直すことはしなかった。それでもやっぱり納得がいかなかったのか、終了のはずなのに再び登場して「コイン」を弾き語りしてその晩は終わった。
そしてそのときは「次」があったのだ。赤坂ブリッツは2DAYSで、翌日もう一度「やり直す」チャンスがあったのだ、まさやんはもちろん、私自身も。

沼澤尚、森俊之という豪華メンバーをゲストに迎えて「やり直した」プラスティックソウルは、それはそれは素敵な演奏になり…トランジットタイムツアーのライブ版に収録されている。「めちゃ楽しい」って叫んでるやつ。「めっちゃ幸せ!」とも叫んだのだあの日は。

気持ち切り替えて、立ち直って、ひょっとしたら開き直って、めちゃくちゃ素敵なライブを届けてくれたんだよ。それでもプラソが始まる前はちょっと緊張の面持ちでギターに耳つけたりして会場にも固唾を飲む雰囲気があったけれど、演奏が始まってしまえばもうそんなことまったく忘れ去って弾けまくった。ステージの上も客席もただひたすら「鳴って」いたんだ。「弾けて」いたんだよ。それが、昨日はできなかった。私も、まさやんも。

一晩おいて冷静になるってことができないまま、突っ走らなくちゃならなかった昨日は4年前とはまったく条件が異なっているのはわかっている。今日のこの気持ちも「やり直し」のライブが今晩あったならきっと吹っ飛んでいたんだと思う。でもさ、昨日の1本しかない人でも「必死に頑張っていたまさやんが素敵だ」「OneMoreはやっぱり特別なの、感極まって泣いちゃうなんてもらい泣きしちゃった」「あんなに会場が一つの気持ちになったすばらしいライブは今までなかった」…そんな風に思えるんだろうか?



夕べはね、私も頑張った。OneMore後に引いちゃうことなんてなかった。めったにしないトラックバックをさせていただいたGuitarに願いをさんと同じように、目一杯頑張って盛り上げたんだ。
それでも、冷静になって考えれば考えるほど、立ち直れない…

明日は京都。関西在住の友人から報告が入ることになっているけど、自分がまさやんの「楽しむことに精一杯の音」に浸らなければ立ち直れないんだろうなあ。

次は周南。ちょっと先だな。


昨日から今日にかけていつもはめったにしない検索をして、読みまくってしまった。SHIROHは私にブログをはじめさせたけど、山崎まさよしは私にネットを始めさせ、人生変えてしまった人なんで、特別扱い。SHIROH以上に熱くて思い込み強くてスンません。

よこはまぁ! OKST’05 神奈川県民ホール

山崎まさよし
04 /11 2005
神奈川県民ホール。山崎ファンにとってはある意味「聖地」なんで、今日も熱いライブが行われました…が。

ライブ中盤までは、相変わらずすばらしい照明のあれこれとか(INDIGOさん、さすが!)、ギターの鳴っていないところでの歌声のすばらしさとか、どんどん良くなっていくメヌエットとかいっぱい書こうと考えていたんだけれど。

やっぱりねえ。今日はこれ書かない訳にはいかないでしょ。OneMore事件。(事件って…)
何があったかというと。
5回繰り返される♪いつでも探しているよ(探してしまう) のパートが歌えなくなってしまったのだ。大サビの前の「奇跡がもしも起こるなら」の部分から後。「今すぐ君に見せたい」が出てこなくて次の歌詞は「新しい朝」ではなくて「できないことは」って出てきてしまって。大サビで立ち直るかと思ったけどダメで。同じように、「奇跡が」「願いが」「できないことは」「新しい朝」が、ぐちゃぐちゃで歌えないまま「君のほかに大切なものなど~~~」って、歌い終わりました。聴いてるこっちの方がドキドキしてしまった。
歌い終わってピアノに突っ伏すまさよしくんはそれなりにかわいかったけどね。椅子から立ち上がったあとは、床殴ってたし。「立ち直るまで時間ください」って長めのMC(横浜時代のエピソードとか)してくれたし。アンコールで客席の声に妙に素直に反応してクロスロード追加してくれたし。根無し草で弦切って、最後は別のギターで演奏してたし。まあ、間違いは誰にでもあるさ。めったにない大間違いでそれなりに役得?
収支決算、黒字?

(私の席(今日は昨日と打って変わって1階の最後から数えてン列目)からは、完全に歌詞とびに見えてたのだが2ちゃんではあれは感極まって泣いていて歌えなくなったんだって書いてる人もいて。どうなんでしょう。)

終演後に会場に来ていた仲間と話してても「まあ、こっちの方がはらはらしたけど、それはね」って感じで楽しく過ごせた、という感想だったのだけれど。私もそのときはそう感じていた…客のコアさは前日の山梨の数倍かなって感じで、ヤサ男の変則手拍子も、根無し草でぴたっと手拍子止めるところも、余韻なくなるまで拍手しないのもすごくよかったし。汗かいたしね。うん。
黒字・・・なんだよね。

ところが、帰りの車中でなんか釈然としないものが込み上げて来てですねえ。ほんとに今日、黒字か?って。
曲としての体をなさないほどライブで間違えたのは今まで3回聴いてる。'00の海中でのやわらかい月。'01の横浜でのシークレットライブのDOMINO。同じく'01の赤坂ブリッツでのプラスティックソウル。やり直したり、別の曲やったり、追加でもう1曲やったりしたけれど、今日のような不満というか「それはどうよ」って気持ちにはならなかったんだよね。

なぜか?
一人だったってせいもあるけれど、立ち直りができずに引きずっちゃってて存分に弾けらんなかったのだ。長めのMC入れて、無理やりに気持ち引き立てて「セロリ~~~~!!!」って叫んで次の曲始まったけど…短くなかった? まさやん。最後のリフレインなくしたでしょ。「ん~がんばってみるよ」の部分を2回繰り返すとこがなかったと記憶しているのは私だけではないはず。表情も必死! って感じで、昨日書いたようないたずらっ子が楽しんでいるような表情は(遠いからわからないだけかもしれないけど)一つも見られなかった。

そのあとのパンを焼くもヤサ男の夢~昼休み~ヤサ男の夢も、客が頑張ってるのが良くわかって。それを会場が一体となっていてすばらしかったと感じる私もいるんだけれど、客が頑張っちゃうってっどうよ? って思う私もいて。いつもより大きめに拍手してます。いつもより長めに拍手してます。・・・そんな感じがしてしまって。曲が良くて、ライブがすばらしくて長く長く、大きく大きく出る拍手ならいい。そうでなくて「頑張ってまさやん!」「私たちがついてるわ!」っていう拍手は、違うんじゃないかい? 金払ってるのは、うちらだぜ。・・・なんてことを書くと怒られちゃうかなあ。

でもさ、もっともっと弾けたかったんだよ。もっともっとまさやんの音に浸りたかったんだよ。自分自身を解放して、私自身が、客席全体が、共鳴して鳴りたかったんだよ。間違っちゃったのは(もしくは歌えなくなったのは)仕方ない。でもさ、その後はもうちょっと頑張って欲しかったよ。

今ごろ飲んでるのかな?TTT赤坂ブリッツでのプラソの音が取れなくなった後部屋で一人で泣いた、音楽の神様に見捨てられたと思ったってインタビューに答えてたときがあったけど、今日もそんな感じかな?
あさっての京都、どんな風に立ち直ってくるのでしょう。関西からの報告を待ちましょ。

とりあえず今日のところは・・・若干の赤字、かな?

やまなしぃ~!!! OKST’05山梨最前列

山崎まさよし
04 /10 2005
サザンジャンボのネックになりたい・・・
そんなあほなことを考えた山梨県民文化ホール。

汗かきまくり、水飲みまくりで、赤い目。
酒・・・残ってるなってことはばればれだったけど、それでも響き渡る声が素敵。小さな子どもの声が気にかかったのかギターとピアノちょこっと間違えたような気もするけど、楽しそうに弾きまくるいたずらっ子のような表情が素敵。パンデイロでドラム代わりのリフを取り込むのを何度もやり直す仕草がかわいい。

最前列経験済みの友人から「失神しないでね」なんてメールが開演前に届いたけど、まさか、ねえ。(でも、さすがに失神はしないが、アンコールに出て来た時にかなりそばまでやってきて…気持ち悪くなりそうだった。緊張しすぎて)
顔を見てるときは「いい男だなあ」とか「楽しそうだなあ」って、余裕を持って見ているんだけれど、指見始めちゃうとそこに視線が釘付けになってしまって、ドキドキしてきて冒頭の部分のような妄想が生まれてしまふ。そんな自分にあきれながらも楽しみまくった2時間半。

あ、最後に。ヤマおたでまるちらーだからこそ浮かんでしまった妄想をもうひとつ。サイドの髪は自分で切ってしまったといって微妙なヘアスタイルになっていたんですが、前髪の部分は手をつけていなかったらしく…いつもどおりに膨らんで丸まって凄いことになっていたのです。その部分が…柳生十兵衛に見えて来たのです。名前のない鳥歌っている最中にそんなことに気づいてしまって、あの名曲がえらいことになってしまいました…頭の中には「ワカメを返せ!」のリフレインが。 ごめんまさやん。

サクラサク

読書
04 /09 2005
特別に桜が好きというわけではないのだけれど、やはり満開の桜を見ると心が騒ぐ。
ソメイヨシノは日本中、いや、世界中みな同じDNAなんだって。江戸時代に品種改良されて作られた桜を接木して増やしていったから。ソメイヨシノには実がならない。新しい命を作らない代わりに不死、なんだ。永遠にあり続ける一つのDNA。幸せなのか、究極の不幸なのか…

書きたいのは「沈黙」のこと。水曜日には読み終わっていて、まさやんのラジオのあとに書こうとしたのだけれどまとまらず。今、OKST山梨に向かう車中でいろいろ考えて見るも気持ちにふさわしい言葉が見つからない。
長崎の夏の暑さと盂蘭盆の風景と。ポルトガル人のパードレにとって永遠になじむことはないのだろう雰囲気がなんとも切ない。
転んでも、司祭でいることをやめても、神…イエス?を愛し、信じ続ける。沈黙していた「あの人」が最後の場面で「踏むがいい」というのが聞こえたと…

「弱か人間」であるキチジローは何度も踏絵を踏み、司祭を裏切り、でも、切支丹であることを捨てきれない。最後までパードレのそばにつきまとい「許し」を求め続ける。

一人の人間?の存在が永遠にあり続ける。その人の言葉が、行いが、表情が多くの人にとってたった一つの特別なものであり続ける。永遠の命。

結局、信仰というものをもたない、理解できていない私にはこの作品の本質は理解できないのではないかと思った。
信仰や神の存在について深く考えなくても十分におもしろい作品だけれど、でも、でも。
日本人特有の「無意識の宗教的生活」の中では見えて来ないまったく別の価値観を、もう少し理解したいと思った土曜日の午後でした。

沈黙 遠藤周作 新潮文庫514円

読書
04 /05 2005
昨日から読み始めてしまいました。「沈黙」。とうとう、です。
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読もうと思ったのはSHIROH上演中。実家にあるはずだと思いながら買ってしまったのが、1月末。そしてそれから2ヶ月。とうとう読み始めてしまいました。
今日、この時点で304ページ中237ページまで読み進めています。今晩中に読み終わるのはちょっと難しいけれど、あさってには最後まで読み終わって遠藤周作が最後までこだわった「神の沈黙」について書きたいなと思います。

で、今日のところは途中経過。
島原の乱が収束した後の日本での布教に挑む司祭が主人公になるのだけれど、島原の乱については「殉教」とはやはり出てこないのです。「苦しい生活、重税などの弾圧に対して蜂起した」というカソリックの公式見解が語られています。役人に捕らえられて拷問にかけられ、それでも信仰を捨てずに殺されていった百姓たちは「殉教」とされているのだけれど、島原の乱で死んだ3万5千の人々は「老人や女子どもまで全員が殺された」と書かれるのみでした。やはりあれは、神の子の戦いではなく、人間の戦いだったというわけです。

それともう一つ。
主人公の司祭が敬愛する、しかし、日本で拷問の末転んでしまったフェレイラという司祭が語る日本人の宗教というか神の捉え方に、なんともいえない感慨を覚えました。キリスト者であった遠藤周作にとっても「隠れキリシタン」は、本来のキリスト教徒とは異なる存在であったのでしょうか?
今も土着の宗教のように残っている隠れキリシタンの人々の信仰はキリスト教会では認められていないということも聞きました。日本の風土の中では唯一絶対神のような、すべてを超越する存在は概念として育たない…そんなことが書かれているのですが、半分納得、半分いぶかしみ。自分のことを考えると納得だけれど、それでも強い信仰を持った人たちは今も昔もいるのではないかと思うと、ちょっと首をひねってしまうのです。

今後、また多くのことが語られるのでしょう。
今日は書かなかった「キチジロー」についても、読み終わったらかけると思います。最後、主人公の若い司祭も転ぶはずなのですが、そこまでにどんな内面の葛藤、変化があるのか「キチジロー」や「井上」がどう関わるのか、しっかり読みたいと思います。


それにしても。
本買いたい期間に突入してしまているようで、明日もまたAmazonから本が2冊届いてしまう。先週は楽天で1冊。葬式の前には5冊買っているし。♪今年の汚れ今年のうちに じゃないけれど、1年以内には読みきりたいなあ

メヌエットPV

山崎まさよし
04 /04 2005
M-ONでメヌエットPV本人バージョンを見た。
後半1/3くらいだったけれど。
最後の方ずっとカメラ目線で。
画面を見ている人と目が合っている状態…
照れる。照れることはないんだけど、照れる。
ああいう雰囲気のまさよしくん、好き。

こんなんで最前列、大丈夫だろうか。
OKST'052本目まで、あと5日。
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メヌエット