もう昨日になってしまいましたが、HMV新宿SOUTHでの秦基博アコースティックライブ、行って来ました。15時を少し回った辺りで始まって4曲。30分てところでしょうか。その後握手会を30分以上かな?結構たくさんの人が握手会に並んでいました。なんだか熱心にお話ししている人もいて「凄いなあ」なんて眺めてました。よく見知った顔のスタッフなんかもうろうろしていました。握手会終了時には、秦くん本人からまた一言ご挨拶があって拍手もらったりなんかして。
私は、CD買うでもなくなんとな~くそれを眺めていたと。あ、そうだOnemore試聴機で聞いてました。3曲フルで。結構長時間ですな。若い声に感慨深く…まさよしくんの話じゃなかったですね。
えと、HMV新宿SOUTHに到着したのは15時ちょっと前。かなりの人がステージ前に集まっていました。顔を見ることが目的ではないので、どこでも構わないんですが、人の頭の間を縫ってステージを見るのは疲れるので、人の少ない方へ少ない方へと歩いていったら結構至近距離まで近づくことが出来ました。DVDたちに囲まれて秦くんの横顔ばっちりでした。
ステージに登場した彼は、なんとも無愛想な顔つきでギターを構えるとこぶしでボディを叩いて歌い始めました。曲名はわかりません。聴いたことのない歌。(「青」って言う曲だそうです。他の方のブログによると。)一重まぶた、あごひげ、整っていないテンパ。顔は問題じゃない、といいながらも「ちょっと苦手かも」と思う。表情が暗い。オーラが、ない。やっぱ見た目って大切だと思ったりもした。今までのAugustaのアーティストって、私の「苦手な顔」はいなかったんだとなんとも不思議な感慨を抱いたりもして。(一番好みじゃないのはタクヤ君だったりするんだけれど、あの笑顔でごまかされてしまうからね)
1曲終わってMC。やっと笑顔。「なんだ、笑顔はかわいいじゃん」
こんなにたくさん集まっていただいて緊張からテンション上がってます。なんてことを言っていました。緊張であんな顔してたのか、かわいいところもあるじゃないか、なんて思ったりもする。リハーサルの時とかなりテンション違っててスイマセンみたいなことも言っていた。リハーサルも結構な人数が見ていたらしい。人気者だなあ。
2曲目は「シンクロ」これはさすがに何度も(ラジオで)聴いた。そのよく知っている曲を聴いて、歌が上手いのはよくわかった。音程がぶれない。生で、ギブソン1本で、ちゃんと歌える。弾き語りの、歌の軸がしっかりしている。そんな印象。Augustaにいる以上そんなことは当たり前なんだろうけれど、結構CDと違う歌になっちゃう人もいるからね、悲しいことに。
3曲目は「dot」。表記はこれでいいのかな?水玉、水滴の意味の方。「面白い視点で歌詞を書くんだなあ」ってこの曲で思った。自分のことを水滴にたとえていた…ような気がするんだけれど、違っていたらごめんなさい。(よく覚えてないの。その後のSHIROHのほうが印象強くて。)そんで、これだけの曲がかけて、これだけの歌が歌えればあの小生意気なインタビューになるのもむべなるかなと思った次第。シカオちゃんがデビューする前に持っていたという「根拠のない自信」って言うやつを、彼も持っているんだろうと。だって、結構圧倒的だよ、あの歌ってば。「圧倒的じゃないか、わが軍は」なんてことを言ってしまいそうに。
「これで最後です」ってセリフに「えーっ?」の声が出て「僕らをつなぐもの」。AugustaのHPに行くたびにかかっていたあのサビの部分。なかなかに印象的で、いやでも覚えてしまいましたって感じなんですが、まあ、歌い上げる歌い上げる。声デカ!喉が強いんだろうね。特別無理して張り上げている感はなく、聴いていて辛くなることもない。持って生まれたものなのだと「鋼と硝子でできた声」って言うのを実感する。
努力して手に入れたものではないから、何も考えない強さがある。努力して手に入れたものではないから、無意識すぎて脆さが見える。その両方を感じた声。はまる人が出るのも、わかる。
で、私は。
この↑冷静な書き振りからもわかるように、はまるところまでは行きませんでした。ギブソンと合う声だな、この感じ嫌いじゃないな。音程しっかりしているな、上手だな。とは思ったんですが。
んとね。生意気なことを言わせてもらえば、全体の印象が「CDとおなんじだあ」なんです。(CD聴いたことないけど^^;)良くも悪くも破綻がない。安心して聴けるけど、ドキドキ感がない。ギターも歌も上手で、きっちり仕上げてきている。どこに行ってもちゃんと、歌えるんだろうと。今は、新人としてのプロモーションだから余計そうなんでしょうけれど。そんで私が冷静に見すぎているせいも、あるね。もっと、熱くなっている人たちの真ん中で見ればよかったかな?なんてことも考えたりして。
6時からの原宿でのフリーライブはそんなこんなで断念。昨夜(10日)に深酒したせいもあって、原宿との往復が面倒で。7時10分開始のSHIROHに間に合わせるためには、ゆっくり見ていることもできないだろうとも思ったし。
まあ、スキマスイッチも最初からそんなに好き!ってわけでもなかったしCOILも然り。じわじわと私の中に居座っていくんじゃないかな。もっとライブを見る機会が増えれば、より強いイメージが私の中に出来るはずだから。今年のオーキャンも出るんだろうしね。
↑結局私が買わなかったCD。どこかで借りるかなんかしようかと。
追記
穂苅さん。幾らなんでもさ、ジャージはないべ。ジャケット下にジャージはやめようよ。いい年なんだし、肩書き立派なんだし。もうちっとおされに、なりません?