会場に早く着いても列に並ぶのがいやで外で時間をつぶすことが多いのだけれど、昨日は到着後すぐ列に並んで早々に着席していました。その分ゆっくり客入れの音楽カバーされた山崎まさよしの楽曲たちを聞くことができました。
曲席の埋まりもいつもよりも早い気がします。休日だということだけでなく、千秋楽、誕生日、なんだかいっぱいいっぱいって気分が客席からも感じられます。うん。高ぶっている。尋常でなく。気合入ってますよ、今日のお客さん!
6時を過ぎてやっとノボルちゃんが登場してあれこれやって、アナウンスが入って客電が落ちて…
(すっごく長くなってしまいました。スイマセン。ゆっくり読んで下さい)
暗いままのステージにボルサリーノをかぶったまさよしくんの姿がうっすら見えたところですでに大拍手。今回は衣装のせいか背が高く見えるまさよしくん。176㎝らしく見えるというべきかな?白っぽいシャツにグレーっぽい細ネクタイ。足元は白の「いかした靴」。鮎貝さんのナレーションが入ってミラーボールが回って…いよいよ開演です。
ジュリーのストリッパー。
♪オレのすべてを 見せてやる~
♪おまえのすべてを 見たい~ここのところが好きです。ジュリーの歌は元から好きだったんでしょうし、何かどこかでやろうとは思っていたのでしょうがこの歌をトップに持ってきたのはこの歌詞があるからなんじゃないかと思いました。「××しようよ」と同じです。これからやってやるぜ!って決意表明。で、ここで客席を指差すわけで(^^♪うふ。昨日も指差されました。うふ。隣の席から「自分を指差したってまた思ってんでしょ。違うからね。」と冷静なツッコミが早速入りましたが、昨日は
確かに私を!指しました。はい。右手の指先でE・Tできるくらいまっすぐにこちらを。
ハイ、スイマセン。(-_-;)ソノラマ。
「今回はカバーツアーなの?」「でも、オリジナルもやったよね?」ってまーさ&ぱんちらすのところでゲンちゃんに言われて「古いのばっかりね」って答えていたまさよしくんです。昨日はそれに加えて「シングルになってない、マニアな(他の表現だった。コアな??忘れた)曲ばっかり」とも言われていました。確かにやったオリジナルでシングルになっているのはアドレナリンだけですよね。
このパートでのオリジナルはソノラマとドミノ。どちらも1998年12月23日に発売になった
ドミノに収録されている。で、ほんの少ししか歌われないこの曲は入りが難しいらしく…広島では全く何の歌かわからないですぅ!状態で終わってしまいました。鮎貝さんのナレーションで「ソノラマ!」って紹介されているのにわからないという凄さでした。前半戦はみんな多かれ少なかれ××状態だったらしく。それがツアー重ねるうちにちゃんと歌えるようになって。やっぱり「重ねる」ってことは大切なんだとしみじみ思いました。声もよく出ていて、楽しそうに歌っているのが凄くステキでした。
帽子を取って、女性の歌を歌います。
M、あなたに会えてよかった、あの鐘を鳴らすのはあなた、SWEET MEMORYS。
Mはちょっと音程不安定。ひやひやしました。
あの鐘を~の初めの部分をゲンちゃんが歌うときにも大拍手。もうどんだけ拍手すればいいんだって位盛り上がる。一人カラオケ状態のSWEET~の時も、ギター外しただけでひゅーひゅー!!って。そりゃあもう、会場中でまさよしを煽ってる感じ。
やっぱり千秋楽これてよかった(*^。^*)
再び帽子をかぶりなおしてアンダルシアに憧れて、ドミノ。
男っぽい歌。太い声をしっかり大きなお口で歌う。あああ、今日もカッコイイ。でも、もう終わりなんだよね。そんなことを思ったファーストパート。
23日の千秋楽まで全く何も知らずにやってきた人は「関係者」ご一行様くらいで他の人はリピータか、いろいろなところで情報を仕入れてきている人たちだなってこのパートだけでわかりましたね。驚きの声って言うのが上がらないんだもん。(うわ、スマスマのゲスト秋川さんだぁ!!笑)歓声や拍手がそうきたか!っていうのではなくて、待ってました!って感じなの。もうねえ。客の一体感はいつもに増してでした。
ここで最初のMCですが、こんばんは山崎まさよしですのあとに拍手が止まない。その中に「お誕生日おめでと~!」の声が混じってますます大きな拍手になって。新聞とかにも取り上げられていたけれどひたすら照れていました。天然パーマツアーのときだっけ?渋公で誕生日。座席にサプライズのお知らせがあって、ケーキとかが運ばれたのって。もちろん私はそのときまだ山崎くんを知りませんからあとから聞いただけですが。OKST’03の追加公演も渋公のお誕生日でした。とにかくお誕生日というと渋公、なのか?
私はお誕生日に来たかったんではなくて千秋楽に来たかっただけなんだけれどなんて悪態ついてみても、ああやってまさよしくんが照れてくれたりするのは嬉しいものです。だって、好きなんだも~ん。
愛と風のように
この歌もシンプルな歌詞だよね。CM曲だからってこともあるけれど、まっすぐ伝わる。
レイトショーへようこそ
ここのコーラスの声のでかかったこと。会場中が歌っていたよね。まさよしくんも嬉しそうに客席見つめて、歌を重ねていました。最後にまさよしくんのギターと声と一緒にばちっ!と終わるコーラスが好き。誰一人として間違えない。その濃さが好き。
True Colors
私は英語はわかりません。でも、気持ちが伝わってくる。きっと切ない、そして深みと広がりのある曲じゃないかと勝手に思ってます。(歌詞カード読めって?まあねえ^_^;)
Englishman In New York
入りの効果音とか、照明とかめっちゃおしゃれなんだけれど、深い声でやわらかく優しく歌ってくれる。with STRINGSのときの弾き語りもステキだったけれど、分厚い音の今回のアレンジはやっぱりステキ。
週末には食事をしよう
お~いえい きーぷおんべいべー byゲ&キ
いつからこれ↑が付いたのかわかりませんが、いやらしっぽい感じがたまりません。
マーサandパンチラス
ご当地じゃなくてご本人ソングだそうです。まさよしくんにだけ伝えられていなかったようです。一人酒というなんとも似合いのタイトルで、歌ってました。おんなじメロディとコードなんだけれど歌詞をどう作ってくるかわからないのにちゃんとコーラスに付いたりピアニカつけたり出来るキタローさんが好き。にこにこ笑ってわけわかんない歌を歌う3人が好き。
Raindrops Keep Fallin' On My Head、Daydream Believer
この曲には昨日キタローさんピアニカつけませんでした。その代わり口であれこれ音を出したり、コーラスつけたりしていました。あ、そうだこの歌で使った傘を最前のお客さんに上げてました。極普通にさらっと渡していて、もらった方も「あ?」ぐらいの感じでなんのりアクションもせずに受け取っていましたよ。
物まねとカバーの違いのところでは、最初に次郎!太郎!って叫んで、犬の物まねはあるけどカバーはないでしょっていって。すぐに南極物語だと私らはわかったけど、お若い方にはねえ^_^;
カバーは秋川さんとブルーハーツのやつ。気に入っちゃったのかな?そんでもう一つ。ゲンちゃんが客席に向かって「さっきなんか練習してたぞ!」って言って煽ったんですよ。もう、千秋楽やりたいことはみんなやっちゃう。長淵さんでしたよ。そんでそれを秋川さんでカバーするという。おーおーおーしか言ってないんだけれど。打ち上げの席ででたことは「まさよしの耳のよさ」。聞いているだけでしっかり特徴をとらえることのできる耳のよさがあるから物まねが出来るんだよねえ、って。
トランジスタラジオ
キタローさんのまた割りは、どうなんでしょうね?
“一人酒”が流れる中暗転。
センターにギター抱えて立っているんで「あ、玉ねぎじゃないんだ」と。月が始まって、そんでキーボードに移って大きな玉ねぎの下で。千秋楽に1曲多くやるっていうのは今までもあったけれど、この2曲ではかなり大変だったろうと思う。それでもやっぱりお得でした。大きな玉ねぎ…切なさ倍増だった。今日、こうして山崎まさよしのコンサートにきていられることが嬉しかったから。♪アンコールの拍手の中飛び出して~ 誰のコンサートだったんだろう、きっと1階か2階のスタンド席だよな…情景を想像して、まさよしくんの武道館ライブや去年のシカオちゃんの武道館ライブなんかも思い出していました。
コイン。(あああ、千の風になってだ。笑っちゃう曲じゃないのにぃ^^;@スマスマ)
♪気づいたら君の名前を呼んでいる
そんな深い思いを寄せる存在が、今彼にはいるんだろうか?広島のレポで「神」の存在すら感じさせるってことを書いたけれど、やっぱり生身の人間がいてほしい。女性でも男性でもどういう種類の感情でもいいから深く深く思いを寄せる存在が山崎まさよしの中にあってほしいと思う。思った。
まあ、恋人発覚とか結婚とかってなったら思いっきりへこむんだろうけれど。オリジナルで一気に駆け抜けます!
ステレオ、苦悩のマタニティー、ヤサ男の夢、アドレナリン
コインまでは座って聞いていたんだけれど、ここで立ち上がって大騒ぎ!です。あ、1階席は今回座っている人を全く見かけませんでした。最初っから最後までスタンディング。心意気ですかね?
ヤサ男のしっかり揃ったボリュームのでかい変則クリップと、ふ~!と、早くなっていく手拍子と。最高でしたね。客席を見て、その音を聞いて、にっこりとしてくれるまさよしくん。
マタニティのギターソロで、口で音を出しながら(聞こえないけど口が動いてるんですよ)悦に入って弾くまさよしくん。客席からの歓声と拍手もパワーになっているはず。とにかくパワフルで男っぽくて…。かっこよすぎます!
でも。ヤサ男のところで「あああ、終わっちゃう」って思ってさびしくなったのも確か。最高に楽しくて、最高に切ない瞬間でした。
ブルースブラザースのアンコール1
このいでたちの3人がプリントされたのがFINAL Tシャツなんですがねえ。かなり微妙でしたねえ。あ、Tシャツが微妙なんであって、アンコールは微妙じゃありませんでしたよ。ボーズ&パーマのテーマ曲(ちゃんとタイトルのある曲ですが…)をあんまり張り切って歌うのでそういうことやってるとAll my lovingの歌いだしのタイミング間違えるぞ!ってちょっと緊張してしまいましたが、ちゃんと歌えました。ぱちぱち。えらい!
このあたりでは2階最前列の外国の方々ものりのりでございました。どなたなんだかよくわかりませんでしたが、ゲストで呼ばれていたらしいです。ご存知のかたいらっしゃいますか?
ダブルアンコール
真夜中のBoon Boon
インマイキッチンはぜずに、あれこれしゃべったあとでこれでした。ちゃんと歌えるのか?って思いましたが歌いましたよ。えらいですねえ。出来たばっかりなんだけれどちゃんとベースもドラムも付いて曲になっていました。いつやったんでしょうね?
「いろいろあんのや!」って言っていたけどね。
あ、ドラマのタイトルはちゃんと覚えてなかったらしく客席に確認してました。
「あしたの、喜多…あれ?よしお?あってる?」って。
こっちの方がよく知ってるってどういうこと?
それとTシャツ褒めてましたけど、本気でしょうか?
山崎まさよしとかって入っているのを自分が着るのはどうかと思うんですがこれは着てもいいかな?と思います。
私は思わず「ええ?」って突っ込みを入れてしまいましたが、他のお客さんもまさよしくんに「同意!」って感じじゃなかったですね。だって、あれ、いいか?本当に着たいか?まあ、良いんですけど。
最後にいかれたbaby。
これを歌うと切なくなる。音楽やってきてよかった。
しみじみ言って、歌いきりました。想いは音となって言葉となって、私たち一人ひとりに届きました。ありがとう、音楽をやってきてくれて。ありがとう、歌ってくれて。ありがとう。
そんな気持ちが大きな大きな拍手になっていつまでもいつまでも続いていました。
とってもステキなライブでした。まさやんの想い。ゲンちゃん、キタローさんの想い。スタッフ達の想い。お客さんの想い。そんなものがあの会場中に、ううん。あの日に参加した、参加したかった全ての人の心の中に満ちたライブだったと思います。
ありがとうまさやん。
おめでとうまさやん。