えと、カテゴリとしては正しくはAugustaなんでしょうが、まあ、私的には「まさよしのライブ」のつもりで観にっていたんで、まさよしカテとさせていただきます。
そんで、第一の感想は・・・早いわ!
どっかのライブCDのMCで「早いとか言うな!」っていうのがあったけど、早いわ!!
ほぼオンタイムで客電が落ちラッシュストリングスの皆さんと服部先生登場。
もうねえ、南西2階スタンドからは細かい表情どころか太さも細さも見極められないけれどとにかく開演です。モニター無しは意外だったけれど、その分音に集中できた・・・としておきましょう。
最初の音はオーバーチュアとして3組の楽曲をストリングスアレンジでしっとりと。奏のメロディーがストリングスで流れてきた時は鳥肌ものでしたよ。服部先生のアレンジの凄さと、元からの楽曲がもつ強さと。これから始まるあれこれに対する期待はいやがうえにも高まります。
それなのにっ!!
何であんなに短いのぉ~~~!!
セットリスト
☆スキマスイッチ
藍
View
さいごのひ
CrazyLove
SL9
全力少年
☆秦基博
アイ
水無月
鱗
OverTheRainbow
エンドロール
メトロ・フィルム
☆山崎まさよし
僕と君の最小公倍数
水のない水槽
月明かりに照らされて
Georgia on My Mind
アイムソーリー
花火
アンコールセッション
セロリ
まさよし以外の曲名はロッキング・オンの情報サイトのブログで確認させていただきました。えーとね。卓弥と秦坊・・・すごいね、あの二人は。すっごいボーカリストだわ。いや、知ってたよ。凄い声の持ち主だってこと、歌唱力とかいうところを突き抜けたパワーを持つ歌い手だって知ってたけど、改めてね、改めて思い知らされたというかね。
1月のスキマライブの感想で「オーケストラバックに武道館でこれ(さいごのひ)歌ったら・・・もう、鳥肌もんだよ」なんて書いたけれど、まあねえ、凄かった。いい感じにアルコールが入っていたせいもあってぼろ泣き。手ぬぐい顔に押し当てて流れ出る涙と鼻水を押さえておりました。
SL9の壮大さ、全力少年の楽しさ。ストリングスにも負けない声の力。
ツアー中に別アレンジの歌を歌うのは大変なんじゃないかと思うのだけれど、楽しげに(2階席からじゃ表情はわかんないけどねっ!)歌うヤサはめっちゃかっこよかったです。
そんで秦坊。
かなりやせてたんだってね。ええ、2階席からじゃ…(しつこい!)
衣装はかなりフォーマルな感じでアイから全力! 全開!
「いい声だねえ」「ほんとにあの声は、才能だわ」
久しぶりの鱗。♪ああ~ 君に今会いたいんだ~ 会いに行くよ~ いい歌だねえ。いい声だねえ。
そして、秦基博といえばカバー! OverTheRainbow。武道館に虹がかかったよ! どこまでも広がる秦坊の声で、まっすぐにしなやかに艶やかに伸びていくその声で虹の向こうにある幸せが見えたような気が、したよ。
さて、まさよし。
下手から登場して、しばらくおしゃべりしまして、すぐに歌には入りません。衣装はカラフルな色の入った白地のシャツ。「花柄で・・・」とか本人言ってましたが、2階席からじゃ(以下略)
で、「さっさと歌いましょ」みたいなこと服部先生にいわれて、1曲目にはいったのですが。
ばっちり中継されてたんですよね? 歌いなおし。
2005年のwith Stringsの時に「ブルースなんかいかがですか?」って言って始めた僕と君の最小公倍数。Stringsの響きの深さと、ブルースの重いビートが合わさっていて凄く好きなんですが・・・歌い出しが1小節遅れたとか言ってたかな。
ずんず ちゃちゃ ずんず ちゃちゃ
♪もどかしい~ あれ?
ごめん もいっかい!
をいをい。
ただでさえ、あのすんばらしい二人の後で、どうなるのかしら? って不安に思ってたら・・・(^_^;)
「もいっかい!」の後はさすがの歌いっぷりでしたけれど、あなたのとこだけ中継入ってるのに、これかよ~ってね。ちょっとね。
月明かりで手振りをやっている人は全体の2・・・3割かなあ? 「今日の勢力分布、まさよしやっぱり負けてるか」なんて余計なことを考えながらま~よわない! してました。
アイムソーリーはやっぱり変則手拍子じゃないんだよねえ。サビのところは変則にしたいのだけれど、服部先生はきちっとリズム刻むので変則にならないんだよね。でも、楽しい曲です。
途中で秦坊、卓弥、シンタくん、キタローさんがまさよしの左右についてボックス踏んで踊りました。スクエアダンス、というのが正しいですか? もう、かわいいったら! キタローさんも入るってところがね、さすがにまさよしテイスト。(←翌朝の訂正です。この文セロリのところに書いてあったけど、こっちだった^^; ごめんなさい)
そして、花火。
照明でね、打ち上げ花火が上がったんだよ!
色とりどりの小さな光の粒がまさよしの足元から客席、南スタンドに向かって広がりながらゆっくりと移動していったの。「ああ、花火だ」って、その光を目で追っていました。打ち上げの席でもこの照明のことは話題になって。「これはアリーナからじゃわからないよね!」「そうそう、アリーナの人には絶対見られない情景だったよね」ってみんなで負け惜しみ言ってました(^^♪ (打ち上げ参加者全員スタンドってのも凄いよね。10人もいたのに)
声のよさ、歌の安定感、それはもう若い二人にはかなわないなって感じですが、こなれているというか、なじんでいるというか、洗いをかけて肌になじんだ織物というか、とても心地よい時間でしたね。スキマのときのように泣いたり、秦坊のときのように感心したりということはなかったけれど、とっても心地よかった…
ま、ほれた弱み、って奴かもしれませんが。
いっぺん引っ込んで再び登場。みんなで出てきてあれこれおしゃべり。
一応仕切りはまさよしの仕事みたいなんだけれど「じゃ、秦と服部先生、からんで」って。「ええ? どうしてそんなに雑なんですか?」なんて言われてました。
秦坊と服部先生は始めましてなんだそうで、なんだかお互いにお辞儀したりしてごていねいに「からんで」ました。
その後はスキマの二入に「じゃ、からんで」って^_^; をいをい…
ラフの時になんだか一緒にお仕事したことがあるんですって。ラフはガラナ、だったっけ? あれ、ダイブ!がガラナだったっけ? ま、そんなところ。
セッション1曲目はセロリ。まさよしの曲から? じゃあ、他の二人の曲をこの後やるの? って思ったら、それで終わりじゃった。
うっそ~ん!
♪う~頑張ってみるよ やれるだけ~ の歌から始まるバージョンのセロリ。ヤサと秦坊のその歌から入って楽しくきっちり。歌うとなると結構難しい曲だけど、さすがの二人&まさよし&ボーズ&ラッシュストリングスさん。
でも、でも、でも! これで終わりだなんて! 7時10分過ぎに終演だなんて! うっそ~~~~ん!!
みんなでお辞儀して袖にはけて、アナウンス入って客電ついて。しばらく粘って拍手していたお客さんも仕方ないって雰囲気で退場を始めて。
「どうすんのよ! 打ち上げの予約9時だよ~~~!!!」結局はそこかい...打ち上げの話は別記事で。