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家康が図書館を?!@ヒストリア

テレビ
02 /10 2016
歴史の授業ではそんなこと教わらなかったぞ!

ワシはコレで天下をとりました。
~徳川家康の読書愛~
あらすじ
戦国の世を制した徳川家康、織田信長・豊臣秀吉のようなカリスマ性のゼロの家康が武器にしたのが“本”でした。エラソーな訓示のネタ元から政戦両略のヒントまで何でもカンでも「吾妻鏡」「論語」など本、本、本!しかし、本の知識ではどうにもならない事態に直面した家康が、最後に頼ったものとは?



家康の図書館は1万冊も蔵書があって、貴重な本は写本を3冊作って幕府・朝廷・家康(徳川家ってことかしら?)がそれぞれ所蔵したって。
幕末には11万冊??!! しかも家臣は閲覧自由?? ええっ?! 出版も??!! 誰もが本を読み、学べるように??!! 8代将軍吉宗(紀州和歌山出身 今年で将軍就任300年! って和歌山市内に一杯旗が立ってた)にも引き継がれた??!!
それで日本の識字率が上がって、庶民まで本を読み書くようになった?! 
てことは、このタヌキおやじ、かなりかっこいいじゃないか!!

家康
本好きの国文学科生として、一応司書の資格を取ったりしたんです。(役に立ってることはあんまりないけど)欧米における図書館の在り様と日本のそれとの大きな差を学ぶにつけ「どうせ日本じゃ」的な意識を持ってしまっていたんだけど、家康ぅ! すごいじゃないか、君!(誰や、おまえby家康)

図書館が上流社会の人々による知識の専有化のために使われるのでなく、広く一般社会に知識や知恵を行き渡らせるために活用されたって、すごいよねえ。
お芝居や絵画や読書を楽しむ力を庶民までが持てていた日本の形を作ったその最初が徳川家康って…なんとも面白いなあ。

日本人の娯楽と教養の、親……ってか?!