幕が上がる 平田オリザ 690円+税

読書
02 /15 2015
昨日、チケットを無事ゲットした後読了しました。

幕が上がる (講談社文庫)幕が上がる (講談社文庫)
(2014/12/12)
平田 オリザ

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お金も体力も使わない「ライブ」。
本当にね、高校の演劇部の生徒たちが演劇にどんどんのめりこんでいく風景とブロック大会に向けて小さなエチュードをもとに組み立てた舞台から最後の『銀河鉄道の夜』まで、劇中劇って言うか演劇の二重構造って言うかの物語がライブ感たっぷりにつづられているの。とっても気持ちがいいし、高揚感も半端ないし、「ああ、そうだよね」っていう懐かしみ感も、今もそうだよ感もたっぷりあって本当に楽しい読書でした。

どこにある学校なのだかは明確にされていないのだけれど、たぶん群馬県の北部にある進学校。そこでの高校生たちの「等身大」なんていううそっこではない「嘘だけど嘘じゃない」姿が1人称で語られている。語り手は部長の高橋さん。演出担当。演出すること、演劇を作り上げていくこと、役者たちを活かすこと、何かに立ち向かう人の瞳の輝きと凛とした佇まいを身近で見つめることの素晴らしさ――身もだえするほどの懊悩の中から生まれる素晴らしさ――をまっすぐに伝えてくれる。

1冊の本だけれど、1本のお芝居を観終わったようなそんな気分になれる本でした。いい「ライブ」でした!

映画『幕が上がる』公式サイト
ももクロの子たちがどう演じているのかわからないけれど、彼女たちの持つ元気さというかいろんなことあるけど前向きに行こうよっていう雰囲気が、いい方向に出るといいなと思います。
ただねえ。吉岡先生のイメージが…予告編を観た限りでは…違いすぎる…もっと、こう…ねえ。どうでしょう?(何がどうなんだ?!byおーる)

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