ハンガリーに行きたくなった。 エリザベート 帝劇 ¥13,500

演劇
08 /09 2015
井上芳雄くんのトートが観たくて、あれこれつてをたどって手に入れた7月末のソワレ。
阿弖流為とのマチソワで、頭の中見得を切る人たちばっかりになっちゃって(*^。^*) それでも楽しかったです。

エリザベートは初めて見るどころか、あらすじすら知らなかったんです。ルドルフ役が東宝のプリンスの登竜門的なものだとか、そういうことのほうがへんに頭にはいっててですね、どんな歌があるのかも全く知らなかったんです。
ちなみにこういう↓お話です。

19世紀末のウィーン。
若き皇帝フランツ・ヨーゼフが我が妻にと選んだのは、自由な心と魂を持つシシィ(エリザベート)だった。

一目で惹かれ合い、固い絆で結ばれたかに見えた2人だったが、その愛はハプスブルク王朝の破滅への序章であった。
自由を愛するエリザベートにとって、宮廷での暮らしは苦痛以外の何ものでもない。姑の皇太后ゾフィーが取り仕切る宮廷では、自身の子供を自ら養育することも叶わなかった。

ある日、自分の美貌が武器になることに気付いたエリザベートは、自らを完璧に磨きあげ、ハプスブルク帝国の皇后として栄華を極めていく。エリザベートが念願としていた望みを叶えたのも束の間、彼女のまわりには、夫の不義、国民の誹謗中傷、愛する皇太子ルドルフの死と、常に不幸の影がつきまとう。

そして、それらの不幸と共に彼女の前に現れるのが黄泉の帝王“トート=死”。
トートはエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになっていた。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味することであることも、エリザベートは知っていた。

滅亡への帳が下りる帝国と共に、エリザベートの“運命の日”は迫っていた・・・。


で、15年前ルドルフ(シシィの息子、皇太子)役でデビューした井上くんが、いよいよトートをやる、ということでそれだけを楽しみに行ったんです。一緒にモーツアルト! をやった山崎育三郎くんが出ているっていうのも何となくキャッチしていただけで、どんな役かとか全く知らなくて…。
そして、ほかのキャストの方のことも全く知らないまま出かけて…

ハンガリーに行きたいなあ。グヤーシュとかアイスワインとかおいしいもの食べたいなあ。温泉入ったり散歩したりしたいなあ。素敵なカフェでお茶したりさぁ…って、ハンガリーではこよなく愛されていたシシィのことと20世紀のころに行った中欧の旅の思い出とが頭の中に浮かんできました。パスポートの申請に行ってしまおうかってくらいハンガリーが懐かしくなりました。
オーストリア皇帝の妻になったエリザベートの生涯を足早に駆け抜けていく物語。そこにずっとトート(黄泉の帝王。ま、死神ですな)が寄り添って。(城田優のトートはもうちょっと印象が異なるらしいです) 黄泉の皇帝であるトートはそれは美しく。イメージ通りのヨッシーの存在にうれしくなりました。育三郎くんのちょっとやんちゃっていうかパワフルなルキーニ(暗殺者。狂言回しでもある)も「ああ、大きくなったわね」って、おねーさん(アタシのことよ!)の涙を誘い。
トートが引き連れるダンサーさんたちの踊りも、意地悪な姑、だけではないゾフィーの存在感も、ルドルフの可愛らしさも、アンサンブルの方々の「さすが東宝!」っていうレベルの高さも、13500円にふさわしいものでした。



ただね~。この間の五右衛門VS轟天のとこの記事に「もう本当に某シシィの役、聖子さんがやったほうがいいんじゃないか」と書いたようにね。別の人のシシィでもう一回観たいと切望しています。でも、今回はもう無理だろうなあ。次回、またヨッシーがトートやってくれたら、そこでもう一回観に行きたいと思っております。

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