岡山公演の日替わり曲について

山崎まさよし
02 /05 2016
今年初の正規フォーマットという穂苅さんのツイートにちょいと苦笑いしつつ。


温かく盛り上がっていたかどうかは自信がありませんが、純粋に音楽っていうか歌っていうか、まさよし自身のあれこれに思いを寄せることのできた岡山公演でした。


で、日替わり曲が何かというとね。



僕ここなわけです。
「奇跡の人」の主題歌。私がまさよしにはまった…恋をしたドラマの主題歌。オープニングのあのゆっくりと回っていくまさよしの顔。何度も何度も何度も見た、何度も何度も何度も聴いた ♪た~めいきだけが しじまに消えていった 帰り道~。

初めて山崎まさよしを山崎まさよしとして認識し聴いた歌。
ただ、あの曲はやっぱり奇跡の人のイメージが強くて。克己からまさよしにラブの対象が移った後は、特別な曲っていうわけではなかったんです。一番の泣き曲はパッセージだし、なんかのタイミングで泣いてしまうという曲でもなかった。One moreみたいにまさよしにとっての変遷曲でもなくて。いつも変わらずにこそにある、安定の1曲だったんです。

それが…
岡山で目を閉じて、深く深く椅子に座りこんで聴いたその曲は、いままでとは全く違った印象だったのです。
「あ、変わってる」
「確かにあの頃とは異なる何かがある」
「あの頃」がどこをさしているのか、どこがどう変わったのかは説明できないけれど、確かに何かが違って聴こえた――届いたんです。
One moreのように歌いたくなかったり、エレキにしてみたり、アレンジガラッと変えてみたり、がなってみたり…そんなことをするほどの強い何かを持っている曲ではないから、安定していていつでもどんな時でも「僕はここにいる」は「僕はここにいる」だと思っていたのだけれど。
1998年のあの時と、ライブに通い詰めるようになってきた2000年代初めと、いろんなことがあったその後と…そんな時代を過ぎて哀しみの芯が太く深く、生きていく、生き続けようとする思いがつよくなった、と感じた。

定番曲。何度も何度も何度も聴いた曲。

それでも。

それだからこそ。

あの時のまさよしとの違いが、あの時の自分との違いが、


いとおしい。


明日は何を聴かせてくれますか?

何を届けてくれますか?



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