久々に素子さん以外の本のことなど

読書
01 /23 2017
同じチームじゃない若い同僚から「これおもしろかったです」と、以前貸した本のお返しに貸してもらったのが、これ。


伊坂幸太郎の2012年刊行作品の文庫。

お返しのお返しには
 
の二つを貸して。「大森南朋主演で、ドラマになったんだよ」「DVDも出てる(^-^)」って宣伝かねて。


で。
やっぱり伊坂幸太郎はすごい。わかりきったこと書いて申し訳ないけれど、あの組立、あの収束、あの文体、キャラクター、なんだかしあわせになる予感満載で閉じられる・・・幕を引かれる物語。すべてが、うまい!! うなるしかないし、にやにやするしかないし、ページめくり返して何度も伏線(というよりそれ以前に起こった出来事、だよねこれ)を確認しちゃうし。そのすべてが本読みとして最高に楽しい瞬間を与えてくれた。
伊坂幸太郎、凄い!!

訳のわかんない、まったく訳のわかんない書き出しから始まるのはいつものこと。
そして、登場人物がそろい、エピソードが重ねられ、時間的にも空間的にも物語は広がっていき…

最後の章で、それがきっちり魔法のように、良い魔女が振るう魔法の杖のように見事に色鮮やかに、体の力、緊張がほどけていくのがよくわかるように収束していく。
うまいよなあ。


そう思って最後ページまでの読み進めると。
第4章までは2008年、2010年、2012年の雑誌掲載で、しかも順番バラバラで書かれていることがわかって。最後の最後「飛んでも8分」が、書下ろし。……これ、凄くね? 
連続で、連作で書いたってすっげーお話なのに、4年かけてばらばらに書いたものを1冊の本にまとめることでもっと「すげー」物語にしちまった!!
伊坂幸太郎、頭ん中どうなってんだよ!! すごすぎるよ!!


だから・・・彼の作品って安易に手を出せないんだよねえ。油断ならないんだもん。(どゆこと?by伊)

素研さんがリツイートしたツイッターで伊坂さんの「フィッシュストーリー 」と、素子さんの「ひとめあなたに… (創元SF文庫)」を比較して「新井素子の方が容赦ない」っていうのが、何とも面白かった。

女の方がリアリストだからね(^_^.)

コメント

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チルドレーン♪

最近はご無沙汰しておりますな@伊坂作品
グラスホッパーもオススメです。あの雰囲気が、なぜか。

恩田さんも直木賞とったことだし、通勤読書せねばっ

Re: チルドレーン♪

> haroさま
この作品は片方の主演「溝口」さんが南朋たんなのぉ。
も一人はいろいろ考え中なんだけどいい男なの(*^^)v

だから…なかなか手が出せない。
いい男の同時摂取は二人までなんだ、キャパとして。


で。
高松のレポは?(-。-)y-゜゜゜