えっと、感想です。

読書
03 /20 2017
大阪に出発する日の朝。移動のお供の文庫本。読みかけのぶたぶたさんは行きの飛行機で読み終わること必至で。「もう1冊」って思ったときに、ふいに頭の中に浮かんじゃったんです。

誰もいない宙港に飛ぶ蛍2匹。チグリスとユーフラテス。

なんで、この絵が浮かんじゃったのか全く分からないんですが浮かんじゃった以上それを読みたい! ってことで、チグリスとユーフラテス〈下〉 (集英社文庫)のみをかばんに突っ込んで(だってラストシーンを読みたいのだから下だけでしょ?)大阪に向かったんです。(これから先、チグリスとユーフラテスを読んだことのない人にはなんだかまったくわからない文章になります。興味が出たら買って読んでください)

ぶたぶたさんは確かに行きのANAの中で読み終わって。その後の時間でちまちま・・・よりはもうちょっと積極的にずんずん読み進めて。今日の夕方(午前中は仕事だった)レイディ・アカリがルナちゃんに「人生に意味はない」って語ってそして、ラストシーンに向かっていくところを読んで、泣いて、微笑んで。
あとがきまで読んでしまってからお風呂に入り、上巻を本棚から引っ張り出してダイアナ・B・ナインの報告書を途中まで読んだところで、これを書いている。(BGMはNHKFMの「今日は一日失恋ソング三昧」^_^;)

惑星ナインの逆年代記を、再び逆に読んでいることになるのですが、ありがたい鶏頭のせいで新作とでもいう感じで読み進めています。「人生に意味はない!」と言い切るレイディ・アカリの強さと哀しさ。最後の子どもであるルナが「惑星ナインの母」になっていくたくましさしなやかさ。とってもねえ、美しいの。悲しいの。人生に意味はない、人が生きることに意義はない――こんな普通に考えたら身もふたもない言葉の中にある「生きること」への情熱と、愛おしさとがなんだかすごく・・・胸に迫りました。

やっぱ素子さん好きだなあ。
素子さんの物語から生きることってなんなのかとか、どう生きることが幸せに近づくことかを学んだというか、影響受けまくりなんだよね。でも、普段はそういうことを忘れている。忘れているけど確かに私の中にあって、不意に手に取ったり、なんかのきっかけで読み直したりすることで気付かされる。

素子さん。お話書く人になってくれてありがとう。
星進一さま。素子さんを世に送り出してくださってありがとうございます。
これからも、追っかけますよ!!

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