カナケン その3

山崎まさよし
05 /23 2017
↓の続きね。

キーボードに移ってドラえもんの歌。
「あれがもうちょっと売れたらよかったのに」って、打ち上げで初まさよし様がおっしゃっていましたが秦坊のひまわりと違って、これ歌うの難しいじゃないですか。まさよしの歌は基本どれもカラオケで歌うのには向いてないですよね。難しいし、さらっと歌っちゃうと面白くもなんともないし。カラオケとかでナンバーワンになったひまわりの後のあれは…ヒットには結びつかんよね。子どもの歌じゃないし。

そんで前々回のツアーで「息子に自慢できる仕事」ってワンフレーズだけ歌っていたこの歌をフルコーラスで歌う。許諾とか何とかのしがらみなく「自分の歌」として歌う。高いところはきっちりひっくり返って「をいをい、カメラ入ってんで」って思ったけれど。あの広がる感じ好きなんだ。映画の場面でドラえもんたちが空を翔るシーンでかかる「空へ」で涙した感じ。
息子…弁護士か医者にしたいと冗談めかしていう息子。娘に比べてかなりあっさりとした感情でいるってまさよしは言うけれど、太陽の約束から始まる「息子」がキーワードになる楽曲たちはとっても大きく広がる歌で。遠く遥を見はるかし「前へ!」とその先を指し示すそんな歌で。聴きながら両腕を前に差し出したくなるんだよ。自分の未来を抱きしめるように。その腕の中に世界を抱きとめるように。太陽の約束はもちろんグリーンバードもパイオニアも、そう。
父親になったまさよしが、孤独とかさみしさとかではない根っこを持った大人になったんだなって…なんだかそんなことを思わせる「空へ」でございました。
でもとにかく。最近作ったにも関わらずあの高音。ひっくり返り率高し!! 自分の声域、把握して作りましょう!!

松山で初生まさよしだった若い友人が「いい」って言ったカゲロウ。
「優しい声」って表現してくれたんだ、彼女。そんで九州でのどっちかの公演か、松山だったか忘れたけれど歌い出しのあの部分でぶわっと雨に濡れたアスファルトとその道のわきに生える黄色い花が目の前に広がったんだ。私がどっかで見たことがある歩道のないアスファルトの道。どこだかわからないけれど、確かに見たことのある郷愁を誘う風景。
カナケンでは歌い始めで声がを~い!! って状態になって(-_-;)だったんだけれど、ソフトフォーカスで切り取った風景画のようなこの歌は「新しい標高高い系」なのかもしれない、って思ったんだ。リクエストにお応えして、の楽曲なのかもしれないけれど、優しく過去を思う歌たちは父親や夫ではない山崎まさよしの歌、なのかもしれないなって。

結構長めのMCに続くヤサ男の夢。
ウッドベース!! ゲンちゃんの「ベース、中村キタロー」の繰り返しで、キタローさんのベースがよく聴けないのがちょっと・・・なんだけれど、カナケンではもう思い切ってゲンちゃんが一言いうたびに「ひゅうひゅう!!」って叫んでました。どーせ聞き取れないなら、積極的に騒いでやれ! ってね。
横須賀で聴いたときは「おお~。そう来るか!」って驚きが先に立ったけれど、10本聴いてきて昔の歌を歌うってことではなくて、昔作った歌を今歌う、っていうことがしたいんだろうなって思ったんだ。まさよしだけでなく、ね。アレンジを変えるんじゃなくてアプローチを変える。20代前半に作った勢いと遊びとが先に立ったような曲を、40代半ばのおっさんが歌う意味、価値。そんなことを……考えてないかな~ただ面白そうなことやってるだけかもね~(^_^;) でもそれでも、いろんなことをやってくるまさよしが、あの3人が、好きだな。

で、ここで坊主二人ははけて、光源。メトロノームのかちかちかちかち・・・
「早っ!!」
聞いてるこっちがびっくりするわ。(「セトリボードです」参照)
これもリクエストにお応えしての楽曲だけれど山崎まさよし! って曲だわよね。
弾き語りじゃないアレンジも聴きたいけれど、次にこれがセトリに入るのはいつのことでしょう??



本日これまで!!
次回は水のない水槽からだっ!!

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